転職後の年収変動、上がった人・下がった人の割合
転職で年収は上がる?下がる?
15年間のデータで見る転職による年収変化の実態
B先輩、転職すると年収って上がるものなんですか?下がってしまうリスクもありますよね?
それは気になるところよね。実は厚生労働省が毎年調査しているのよ。2023年のデータを見てみましょう。
公的なデータがあるんですね!ぜひ知りたいです。
2023年の転職による年収変動結果
※以下は一般労働者から一般労働者への転職データ
📈 年収増加の内訳(37.7%)
📉 年収減少の内訳(30.7%)
💡 2023年のポイント
- • 年収増加が年収減少を上回る:37.7% vs 30.7%(+7.0pt差)
- • 年収が1割以上増加:26.5%(全体の4人に1人以上)
- • 年収が1割以上減少:21.3%(減少する人の約7割)
意外と年収が上がる人の方が多いんですね!でも、これって最近の傾向なんですか?
いい質問ね。実は過去15年間のデータを見ると、時代によって大きく変わってるのよ。推移を見てみましょう。
15年間の推移(2009年〜2023年)
※厚生労働省『雇用動向調査』図5:転職入職者の賃金変動状況(全体)
時代別の転職年収変動分析
📉 厳しい時代(2009年〜2011年)
リーマンショック後の影響
→ 年収減少が増加を大きく上回る(最大8.8pt差)
転職市場の厳しさ
→ 企業の採用意欲低下、条件の良い求人が少ない
🔄 転換期(2012年〜2013年)
2012年が転換点
→ 年収増加32.3% vs 減少30.4%で初めて逆転
景気回復の兆し
→ アベノミクス政策開始前後の変化
📈 好転期(2014年〜2018年)
安定した売り手市場
→ 年収増加が35-37%台で安定
2018年がピーク
→ 年収増加37.0% vs 減少34.2%(当時最高水準)
😷 調整期(2019年〜2021年)
コロナ禍の影響
→ 年収減少が増加を上回る時期もあり
慎重な転職活動
→ 企業も個人も様子見の傾向
🚀 回復期(2022年〜2023年)
過去最高水準を記録
→ 2023年は年収増加37.2%で2009年以降最高水準
人材不足による売り手市場
→ DX人材や専門職を中心に年収アップが活発
年収アップ転職を成功させるポイント
年収アップできる可能性が高いのは分かりましたが、どうすれば成功確率を上げられるんでしょうか?
データから分かることと、実際の転職活動で気をつけるべきポイントを整理してみましょう。
📊 データから読み取れること
タイミングが重要
→ 2023年は過去最高水準、売り手市場を活用
年収増加の可能性は高い
→ 37.7%が年収アップ、減少30.7%を上回る
大幅アップも十分可能
→ 26.5%が1割以上の年収アップを実現
💡 年収アップのための戦略
市場価値の高いスキルを身につける
→ DX、AI、データ分析など需要の高い分野
複数の転職ルートを活用
→ エージェント、直接応募、スカウトサービス
業界・職種の年収水準を調査
→ 成長業界への転職で年収アップを狙う
交渉の準備をしっかりと
→ 実績とスキルを具体的に説明できるように
⚠️ 年収ダウンのリスクを避けるために
企業研究を徹底する
→ 業績悪化企業や衰退業界は避ける
条件の詳細確認
→ 基本給、賞与、各種手当の内訳を把握
転職理由の明確化
→ 年収以外の価値も含めて総合判断
まとめ
転職で年収が上がる人の方が多いなんて、思ってたより希望が持てますね!しっかり準備して挑戦してみたいです。
そうね。ただし、年収だけでなく働きやすさや将来性も含めて総合的に判断することが大切よ。データを参考にしながら、自分に合った転職を目指しましょう。
覚えておきたいポイント
- ✅ 2023年は37.7%が年収増加、30.7%が年収減少
- ✅ 26.5%が1割以上の大幅年収アップを実現
- ✅ 2012年から年収アップ傾向が続いている
- ✅ 現在は人材不足により売り手市場が継続中
- ✅ スキルアップと市場研究で成功確率を高められる
出典・参考資料
📊 データ出典
- 厚生労働省 「令和5年雇用動向調査結果の概況」
- 対象データ 表7(一般労働者→一般労働者)及び図5(全体の推移)
- 調査期間 2009年〜2023年(15年間の推移データ)
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