ユアサ商事株式会社
基本情報
- 読み
- ゆあさしょうじ
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都千代田区神田美土代町7番地
- 設立
- 1919年6月25日
- 業種
- 卸売業
- 資本金
- 206億4,400万円
- 売上高
- 5283億8700万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 2,891名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
ユアサ商事は、設備機器や建材を扱う専門商社。空調設備、給排水設備、電気設備、建築資材など、ビルや工場の建設に欠かせない設備機器を幅広く取り扱っている。メーカーと建設会社の間に立ち、最適な設備機器を提案する役割を担っている。
業界での立ち位置
設備機器専門商社としては国内トップクラスの規模を誇り、特に空調設備や給排水設備の分野で強い存在感を持つ。ダイキンやパナソニックなど主要メーカーとの取引関係が深く、ゼネコンや設備工事会社との強固なネットワークを構築している。
強み
1. 空調、給排水、電気など幅広い設備機器を一括で提供できるため、建設会社にとって利便性が高い。 2. 主要メーカーとの強固な取引関係により、安定した商品供給と価格競争力を確保している。 3. 全国に拠点を展開し、地方の建設プロジェクトにも迅速に対応できる体制を整えている。 4. 単なる卸売りにとどまらず、設備設計の提案や施工サポートまで行う技術力を持っている。
主なサービス・製品
空調設備:エアコン、換気設備、冷凍冷蔵設備 給排水設備:配管材料、衛生陶器、ポンプ 電気設備:照明器具、配線材料、制御機器 建材:内装材、外装材、断熱材
沿革
ユアサ商事の歴史は、1919年6月25日に創業者・湯浅七左衛門が『湯浅蓄電池販売株式会社』を設立したことから始まる。当時、電気が普及し始めた時代で、蓄電池は電気を蓄える重要な設備だった。湯浅七左衛門は、この新しい技術の可能性を見抜き、蓄電池の販売事業に乗り出した。 1934年、社名を『湯浅商事株式会社』に変更。蓄電池だけでなく、電気設備全般を扱う商社へと事業領域を広げた。戦前の日本では、工場や建物の電化が進んでおり、電気設備の需要が急増していた。湯浅商事は、この波に乗って成長を遂げた。 戦後、日本経済の復興とともに、建設ラッシュが到来。湯浅商事は、電気設備に加えて、空調設備や給排水設備の取り扱いも開始し、総合設備機器商社へと進化していった。 1949年には東京証券取引所に上場。設備機器商社として確固たる地位を築き、全国展開を加速させた。 1989年、社名を現在の『ユアサ商事株式会社』に変更。湯浅ブランドを片仮名表記にすることで、より親しみやすく、現代的なイメージを打ち出した。 2000年代に入ると、建設業界のグローバル化に対応し、海外市場への進出を開始。中国や東南アジアで日系企業が工場を建設する際、現地で設備機器を調達・供給するサービスを展開した。 近年は、省エネルギー設備や再生可能エネルギー関連機器の取り扱いを強化。脱炭素社会への移行が進む中、環境配慮型の設備機器を提案することで、新たな需要を取り込んでいる。 ユアサ商事は、100年以上にわたり、日本の建設業界を支え続けてきた。その強みは、メーカーと建設会社の間に立ち、最適な設備機器を提案する、商社としての専門性にある。
主なグループ会社・関連会社
ユアサプライムス株式会社:設備機器卸売 株式会社ユアテック:電気工事 株式会社トーエネック:電気設備工事
最近の動向
脱炭素対応:省エネ設備や太陽光発電関連機器の取り扱いを拡大し、カーボンニュートラル社会への対応を強化している(2023年)。 DX推進:設備機器のデジタルカタログやオンライン見積もりシステムを導入し、業務効率化を進めている。 海外展開:東南アジアでの事業拠点を拡大し、日系企業の海外進出をサポートしている。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 38.6歳
- 平均勤続年数
- 12.1年
- 平均年間給与
- 810万円
この企業を一言で表すと
100年以上の歴史を持つ設備機器専門商社として、メーカーと建設会社をつなぎ、日本の建設業界を支え続けている企業。