山善株式会社
基本情報
- 読み
- やまぜん
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 大阪本社:大阪市西区立売堀2-3-16、東京本社:東京都港区港南2-16-2太陽生命品川ビル12階・13階・14階
- 設立
- 1947年5月30日
- 業種
- 卸売業
- 資本金
- 79億900万円
- 売上高
- 5161億2600万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 3,276名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
山善は、工作機械や産業機器を扱う専門商社。町工場から大手製造業まで、幅広い企業に生産設備や工具を供給している。また、家庭用品事業も展開しており、扇風機やヒーターなどの季節家電をホームセンターや量販店に卸している。BtoB事業とBtoC事業の両方を手がける、ユニークな商社だ。
業界での立ち位置
工作機械商社としては国内トップクラスの規模を誇り、製造業への設備機器供給で確固たる地位を築いている。また、家庭用品事業では、季節家電を中心に、手頃な価格帯の商品を提供するメーカー機能も持ち合わせている。
強み
1. 工作機械や産業機器の専門知識を持ち、顧客の生産現場に最適な設備を提案できる。 2. メーカーと工場の間に立ち、豊富な在庫と迅速な納品体制で顧客の生産を支えている。 3. 家庭用品事業では、OEM生産を活用し、手頃な価格の季節家電を提供している。 4. BtoB事業とBtoC事業の両輪により、景気変動リスクを分散している。
主なサービス・製品
生産財事業:工作機械、産業機器、工具、建設機械 住建事業:住宅設備機器、建材 家庭機器事業:扇風機、ヒーター、こたつ、空気清浄機
沿革
山善の歴史は、1947年5月30日、大阪で創業者・山本猛夫が『山本商店』を設立したことから始まる。戦後の復興期、工場の再建が急務だった時代に、工作機械の販売事業を立ち上げた。 当時の日本は、戦争で多くの工場が破壊され、生産設備が不足していた。山本商店は、中古の工作機械を仕入れ、町工場に販売することで、日本の製造業の復興を支えた。 1954年、社名を『山善機械株式会社』に変更。工作機械専門商社として、事業を拡大していった。この頃から、単なる機械の売買だけでなく、顧客の生産現場を理解し、最適な設備を提案する「技術商社」としての道を歩み始めた。 1961年には東京証券取引所第二部に上場。1963年には東証一部(現プライム市場)に指定替えとなり、全国展開を加速させた。 1975年、社名を現在の『山善株式会社』に変更。工作機械だけでなく、産業機器や建設機械など、取り扱い品目を大幅に拡大し、総合専門商社へと進化した。 1980年代には、家庭用品事業に参入。扇風機やヒーターといった季節家電を、中国などで���EM生産し、ホームセンターや量販店に供給するビジネスモデルを確立した。山善ブランドの季節家電は、手頃な価格と品質の良さで、広く普及していった。 1990年代以降は、海外展開を本格化。中国、タイ、ベトナムなどに拠点を設立し、日系製造業の海外進出をサポートした。現地で工作機械や産業機器を調達・供給する体制を整え、グローバルな商社へと成長を遂げた。 近年は、IoTやAIを活用したスマート工場の構築支援にも力を入れている。単なる機械の販売にとどまらず、顧客の生産性向上をサポートする、ソリューション型の商社へと進化している。 町工場への中古機械販売から始まった山善は、今や日本を代表する工作機械商社へと成長した。その成長の原動力は、顧客の現場を深く理解し、最適な設備を提案する、技術商社としての専門性にある。
主なグループ会社・関連会社
山善ビズコム株式会社:IT機器販売 株式会社グッドライフカンパニー:家庭用品販売
最近の動向
スマート工場支援:IoTやAIを活用した生産管理システムの提案を強化し、製造業のDX化をサポートしている(2023年)。 家庭用品EC強化:自社ECサイトやAmazonでの販売を拡大し、消費者への直接販売チャネルを強化している。 海外展開:東南アジアでの事業拠点を拡大し、日系製造業の海外進出をサポートしている。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 39.7歳
- 平均勤続年数
- 13.8年
- 平均年間給与
- 759万円
この企業を一言で表すと
工作機械や産業機器を扱う専門商社として製造業を支えながら、家庭用品事業も展開するユニークな総合商社。