ヤクルト本社
基本情報
- 読み
- やくるとほんしゃ
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都港区海岸一丁目10番30号 ウォーターズ竹芝
- 設立
- 1955年1月29日
- 業種
- 食品・飲料メーカー
- 資本金
- 311億1700万円(2022年3月)
- 売上高
- 4996億8300万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 29254人
事業内容・特徴
事業概要
ヤクルト本社は乳酸菌飲料『ヤクルト』で知られる食品・医薬品メーカー。創業者・代田稔博士が発見した乳酸菌シロタ株を使った『ヤクルト』を主力商品とし、腸内環境を整える健康飲料を世界中で販売している。また、ヤクルトレディと呼ばれる宅配販売システムを確立し、独自の販売網を構築している。
業界での立ち位置
乳酸菌飲料市場では国内トップシェアを持ち、『ヤクルト』は日本人なら誰もが知る国民的ブランド。海外40以上の国と地域でも『Yakult』ブランドを展開しており、特にアジア地域で高いシェアを持つ。乳酸菌飲料のパイオニアとして、健康志向の高まりとともに存在感を増している。
強み
乳酸菌シロタ株という独自の技術と、90年近い歴史で培われたブランド力が最大の強み。『ヤクルト』の味と効果は世代を超えて支持されており、長年にわたって愛され続けている。また、ヤクルトレディによる宅配システムは、顧客との直接的な関係を築く独自の販売チャネルとして機能しており、高齢者世帯の見守りサービスとしても社会的な役割を果たしている。海外展開でも成功しており、特にアジアや中南米で高い成長を遂げている。
主なサービス・製品
乳酸菌飲料『ヤクルト』『ヤクルト400』『ヤクルト1000』、ジュース『ジョア』『タフマン』、はっ酵乳『ソフール』、化粧品『リベシィ』、医薬品事業(抗がん剤など)。
沿革
1930年、京都帝国大学の代田稔博士が乳酸菌シロタ株を発見したことが全ての始まり。代田博士は『予防医学』『健腸長寿』『誰もが手に入れられる価格』という3つの理念を掲げ、この乳酸菌を使った飲料の開発に取り組んだ。1935年に『ヤクルト』が誕生し、福岡で製造・販売が始まった。1955年に株式会社ヤクルト本社が設立され、全国展開が本格化。1960年代には『ヤクルトレディ』による宅配システムを確立し、各家庭に直接届けるスタイルが定着した。1964年には台湾に進出し、海外展開もスタート。1970年代以降はアジア各国、中南米、ヨーロッパへと事業を広げていった。1990年代には化粧品事業や医薬品事業にも参入し、乳酸菌の研究成果を応用した事業の多角化を進めた。2000年代以降は、特定保健用食品の『ヤクルト400』など、機能性を訴求した商品も投入。2021年には睡眠の質を改善する『ヤクルト1000』が大ヒットし、品薄状態が続いた。現在では世界40以上の国と地域で愛される健康飲料メーカーとして成長を続けている。
主なグループ会社・関連会社
国内のヤクルト販売会社(地域ごとに複数)、ヤクルトヘルスフーズ、ヤクルト薬品工業、ヤクルトビューティエンス、海外の現地法人(ヤクルト・タイランド、ベトナム・ヤクルトなど)。
最近の動向
2021年に発売した『ヤクルト1000』が社会現象級の大ヒットとなり、生産が追いつかない状態が続いている。睡眠の質改善やストレス緩和といった機能性が注目され、若年層から高齢者まで幅広い層に支持された。また、海外事業の拡大も続いており、特にインドや中国での販売が好調。ヤクルトレディの高齢化に対応し、宅配システムのデジタル化や効率化も進めている。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 41.8歳
- 平均勤続年数
- 17.9年
- 平均年間給与
- 838万円
この企業を一言で表すと
乳酸菌飲料『ヤクルト』で知られる健康飲料のパイオニア。独自の乳酸菌シロタ株と宅配システムで、90年近く日本人の健康を支えてきた企業。