豊田通商株式会社
基本情報
- 読み
- とよたつうしょう
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 名古屋本社:名古屋市中村区名駅4丁目9-8センチュリー豊田ビル、東京本社:東京都港区港南2丁目3-13品川フロントビル
- 設立
- 1948年7月1日
- 業種
- 総合商社
- 資本金
- 649億3600万円
- 売上高
- 10兆3095億円(2025年3月期)
- 従業員数
- 69,111名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
豊田通商は、トヨタグループの総合商社。自動車関連事業を中心に、金属、グローバル部品・ロジスティクス、エネルギー・化学品、食料・生活産業など、幅広い分野で事業を展開している。
業界での立ち位置
日本の総合商社の中で第6位(5大商社に次ぐ規模)。トヨタグループの商社として、自動車部品の調達・物流で強みを持つ。
強み
1. トヨタグループの商社として、トヨタ自動車の部品調達や物流を担い、世界中のトヨタ工場をサポートしている。 2. 自動車部品の輸出入・卸売で国内トップクラスのシェアを持ち、世界中の自動車メーカーと取引している。 3. アフリカでの自動車販売に強く、トヨタ車のアフリカ展開を支えている。特に南アフリカやケニアで存在感がある。 4. レアメタル(リチウム、コバルトなど)の調達にも力を入れており、EV時代に向けた資源確保を進めている。
主なサービス・製品
自動車:自動車部品の調達・販売、完成車の輸出入 金属:鉄鋼、非鉄金属、レアメタルの取引 グローバル部品・ロジスティクス:部品物流、倉庫管理 エネルギー・化学品:石油、LNG、化学品の取引 食料・生活産業:穀物、食品、生活用品の取引 アフリカ事業:トヨタ車のアフリカ販売
沿革
豊田通商の起源は、1948年に設立された「豊田物産株式会社」にさかのぼる。トヨタ自動車(当時は「トヨタ自動車工業」)の資材調達部門が独立して設立された会社で、トヨタ向けの部品調達や原材料輸入を担った。 1956年、豊田物産は「トヨタ自動車販売」の海外部門と合併し、「豊田通商株式会社」に社名変更。自動車部品だけでなく、鉄鋼、繊維、食料品など、総合商社としての事業領域を広げた。 1960年代から1970年代、トヨタ自動車の海外展開に伴い、豊田通商も世界中に拠点を開設。トヨタ工場が建設される地域では、部品調達や物流を担う役割を果たした。 1980年代、豊田通商は自動車以外の事業も拡大。鉄鋼、化学品、食料品など、多様な商品を取り扱う総合商社へと成長した。 2000年代、豊田通商はアフリカ市場に注力。トヨタ車のアフリカ販売を支援し、南アフリカ、ケニア、エジプトなどに販売拠点を開設した。アフリカでのトヨタ車シェア拡大に貢献した。 2006年、豊田通商はトーメンを吸収合併。トーメンは旧三井物産系の商社で、食料品や繊維に強みを持っていた。この合併により、豊田通商は事業領域をさらに拡大した。 2010年代以降、豊田通商はレアメタル(リチウム、コバルトなど)の調達に力を入れている。EV(電気自動車)のバッテリーに必要な資源を確保するため、世界中の鉱山に投資している。特にアルゼンチンやオーストラリアのリチウム鉱山に出資し、トヨタのEV戦略を支えている。 現在、豊田通商は「モビリティカンパニー」への変革を掲げ、自動車だけでなく、次世代モビリティ(自動運転、MaaS、空飛ぶ車など)への投資も進めている。
主なグループ会社・関連会社
CFAO(フランス):アフリカでの自動車販売・流通 豊通ファイナンス:ファイナンス事業 豊通物流:物流サービス ネクスティ エレクトロニクス:電子部品販売
最近の動向
EV向け資源確保:リチウム、コバルトなど、EV電池に必要なレアメタルの鉱山権益を拡大している。 アフリカ戦略:アフリカでのトヨタ車販売をさらに強化し、市場シェア拡大を目指している。 水素事業:トヨタの水素戦略と連携し、水素ステーション運営や水素サプライチェーン構築に参画している。 カーボンニュートラル:再生可能エネルギー事業に投資し、2050年カーボンニュートラル達成を目指している。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 43.1歳
- 平均勤続年数
- 17年
- 平均年間給与
- 1320万円
この企業を一言で表すと
トヨタグループの総合商社として、自動車部品調達・物流とアフリカ事業で強みを持つ企業。