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トヨタ自動車株式会社

基本情報

読み
とよたじどうしゃ
上場区分
プライム市場
本社所在地
愛知県豊田市トヨタ町1番地
設立
1937年8月28日
業種
自動車メーカー
資本金
6354億100万円
売上高
48兆367億円(2025年3月期)
従業員数
383,853名(連結)

事業内容・特徴

事業概要

トヨタ自動車は、日本だけでなく世界中で車を製造・販売する自動車メーカー。「カローラ」「プリウス」「クラウン」「ランドクルーザー」など幅広い車種を展開し、世界170以上の国と地域で事業を行っている。

業界での立ち位置

世界で最も多く車を売っている会社の一つで、特に環境に優しいハイブリッド車の技術は群を抜いている。また、無駄をなくして良いものを作る「トヨタ生産方式」という仕組みは、世界中の工場がお手本にするほど優れていて、「カイゼン」という日本語が世界共通の言葉になるきっかけを作った。

強み

1. 車内エネルギー変換技術が圧倒的に強い。ガソリンや水素から車内で電気エネルギーを作り出す技術で、ハイブリッド(プリウス)は20年以上の歴史があり、水素燃料電池車(MIRAI)でも世界をリードしている。単に外部の電気を充電するだけのバッテリーEVとは異なり、エネルギーを「作る」技術力で他社を圧倒している。 2. 品質と信頼性が非常に高く、「壊れない車」として世界中で評価されている。 3. 世界各地に工場を持ち、現地のニーズに合わせた車作りを実現している。 4. トヨタ、レクサスの2ブランドで世界中に販売ネットワークを構築しており、販売網が強固。

主なサービス・製品

乗用車:カローラ、プリウス、カムリ、クラウン、ヤリス、アクアなど 高級車ブランド:レクサス(LS、IS、RX、NXなど) SUV・オフロード:ランドクルーザー、RAV4、ハリアー 商用車:ハイエース、プロボックス 電動車:bZ4X(バッテリーEV)、MIRAI(燃料電池車)

沿革

トヨタ自動車の物語は、創業者・豊田喜一郎の「自動車を作りたい」という夢から始まった。父・豊田佐吉が発明した自動織機で成功を収めた豊田家は、1933年、織機メーカー「豊田自動織機製作所」の中に自動車部を設立。当時の日本は欧米の自動車メーカーが市場を独占しており、国産車開発は困難を極めた。 1935年、試作車「A1型乗用車」を完成させ、翌1936年には「AA型」として発売。1937年8月28日、自動車部門を独立させ「トヨタ自動車工業株式会社」を設立した。社名を「豊田」ではなく「トヨタ」としたのは、画数が良く、濁音がないため語感が良いという理由からだった。 戦後、経営難に陥ったトヨタは1950年に倒産寸前まで追い込まれ、従業員の大量解雇を余儀なくされた。この苦い経験から「ジャストインタイム」の概念が生まれ、後の「トヨタ生産方式」へと発展していく。 1957年、初の本格的アメリカ進出を果たすが、初代「トヨペット・クラウン」は米国市場で惨敗。しかし、この失敗を糧に小型車「カローラ」を1966年に発売すると、これが大ヒット。1968年には販売台数で日本一となり、1972年には累計生産1,000万台を突破した。 1980年代には北米での現地生産を開始し、1989年には高級車ブランド「レクサス」を立ち上げ。メルセデス・ベンツやBMWといったヨーロッパの高級車ブランドに挑戦した。 1997年、世界初の量産ハイブリッドカー「プリウス」を発売。「21世紀に間に合いました」というキャッチコピーとともに、環境技術のリーダーとしての地位を確立した。 2000年代以降は、リーマンショックや東日本大震災、タイの洪水など数々の危機を乗り越えながら、2012年には世界販売台数で初めて1,000万台の大台を突破。以降、世界トップクラスの販売台数を維持している。 近年は電動化、自動運転、コネクテッド技術への投資を加速。「モビリティカンパニー」への変革を掲げ、車を売るだけでなく、移動に関わるあらゆるサービスを提供する企業への進化を目指している。

主なグループ会社・関連会社

ダイハツ工業:軽自動車・小型車専門メーカー 日野自動車:トラック・バス専門メーカー デンソー:自動車部品世界最大手(トヨタグループの中核企業) アイシン:自動車部品メーカー(トランスミッションなど) 豊田自動織機:フォークリフト、自動車部品(トヨタ発祥の企業) トヨタファイナンシャルサービス:自動車ローン、リースなど金融サービス

最近の動向

電動化戦略:2030年までに30車種のバッテリーEV(電気自動車)を投入し、年間350万台の電動車販売を目指すと発表した(2023年)。 全固体電池:次世代バッテリーとして注目される全固体電池の実用化を2027〜2028年に計画している。 ソフトウェア強化:車載ソフトウェア開発のために子会社「ウーブン・バイ・トヨタ」を設立し、エンジニア採用を強化している。 マルチパスウェイ戦略:ハイブリッド、プラグインハイブリッド、バッテリーEV、燃料電池車など、多様な選択肢を顧客に提供する方針を堅持している。

働く人のデータ

平均年齢
40.7歳
平均勤続年数
15.6年
平均年間給与
982万円

この企業を一言で表すと

日本を代表する世界最大級の自動車メーカーで、「カイゼン」精神とハイブリッド技術で世界の自動車産業をリードし続ける企業。

リンク集

公式サイト:トヨタ自動車株式会社(https://www.toyota.co.jp)