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東亜建設工業株式会社

基本情報

読み
とうあけんせつこうぎょう
上場区分
プライム市場
本社所在地
東京都新宿区西新宿三丁目7番1号 新宿パークタワー31階
設立
1920年1月23日
業種
ゼネコン
資本金
189億7,600万円
売上高
3304億7200万円(2025年3月期)
従業員数
2,052名(連結)

事業内容・特徴

事業概要

東亜建設工業は、港湾・海洋土木に特化したゼネコン。港湾施設の建設から、海底トンネル、人工島造成まで、海に関わる大規模プロジェクトを手がける海洋土木のスペシャリストである。羽田空港の滑走路拡張や東京湾アクアラインなど、日本の海洋インフラを支える重要な役割を担っている。

業界での立ち位置

日本の海洋土木業界において、五洋建設、東洋建設と並ぶ大手3社の一角を占め、港湾工事や海上土木では国内トップクラスの施工実績を誇る。特に浚渫船や起重機船など、特殊な海洋工事用機械を多数保有しており、技術力と施工能力で高い評価を得ている。

強み

1. 港湾・海洋土木という専門性の高い分野に特化し、長年培った技術とノウハウを持っている。 2. 浚渫船や起重機船など、大型の海洋工事用機械を保有しており、大規模プロジェクトに対応できる施工能力がある。 3. 羽田空港拡張工事や東京湾アクアラインなど、国家的プロジェクトでの実績が豊富である。 4. 海外での港湾建設プロジェクトにも積極的に参画し、グローバルな事業展開を進めている。

主なサービス・製品

港湾工事:岸壁、防波堤、桟橋の建設 海洋土木:埋立工事、浚渫工事、海底トンネル 空港工事:海上空港の滑走路建設、エプロン工事 洋上風力発電:洋上風力発電施設の基礎工事

沿革

東亜建設工業の歴史は1920年、東京で「信濃川水力電気株式会社土木部」として発足したことから始まる。当初は水力発電所の建設を手がけていたが、やがて港湾土木へと事業の軸足を移していった。 1947年、社名を「東亜建設工業株式会社」に変更。戦後復興期には、全国各地の港湾施設の復旧工事を担い、日本の物流インフラの再建に貢献した。 1960年代、高度経済成長期には重化学工業の発展とともに、臨海部の工業地帯開発が進んだ。東亜建設工業は、千葉県の京葉工業地域や神奈川県の京浜工業地帯など、大規模な埋立工事を手がけ、日本の産業基盤を支えた。 1970年代には、浚渫船や起重機船などの大型機械への投資を拡大。海洋工事の機械化を進め、施工能力を大幅に向上させた。この時期に培った技術力が、後の大規模プロジェクト受注につながっていく。 1980年代には、関西国際空港の建設プロジェクトに参画。海上空港という世界的にも例の少ない工事で、埋立や護岸工事を担当し、海洋土木のトップ企業としての地位を確立した。 1997年には、東京湾アクアラインの建設に参画。海底トンネルと海上橋を組み合わせたこの巨大プロジェクトで、高度な技術力を発揮した。 2010年には、羽田空港D滑走路の建設を担当。東京湾上に新たな滑走路を造る工事で、日本の航空輸送能力の向上に大きく貢献した。 近年は、洋上風力発電施設の建設にも注力している。脱炭素社会の実現に向け、海上に風力発電機を設置する基礎工事を手がけ、再生可能エネルギーの普及に貢献している。 2020年には創立100周年を迎えた。一世紀にわたり、海と向き合い続けてきた東亜建設工業。その技術力は、これからも日本の海洋インフラを支え続けるだろう。

主なグループ会社・関連会社

東建テクノ株式会社:建設コンサルタント 東亜リース株式会社:建設機械リース トーアエンジニアリング株式会社:機械設備工事

最近の動向

洋上風力発電:政府の再生可能エネルギー政策に対応し、洋上風力発電施設の基礎工事を積極的に受注している(2022年~)。 インフラ老朽化対応:高度成長期に建設された港湾施設の補修・更新工事が増加している。 海外展開:東南アジアやアフリカでの港湾建設プロジェクトに参画している。

働く人のデータ

平均年齢
44.0歳
平均勤続年数
18.3年
平均年間給与
974万円

この企業を一言で表すと

港湾・海洋土木に特化したゼネコンとして、日本の海洋インフラを支え、洋上風力発電などの新分野にも挑戦する企業。

リンク集

公式サイト:東亜建設工業株式会社(https://www.toa-const.co.jp)