積水化学工業株式会社
基本情報
- 読み
- せきすいかがくこうぎょう
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 大阪本社:大阪市北区西天満2-4-4堂島関電ビル、東京本社:東京都港区虎ノ門2-10-4オークラプレステージタワー
- 設立
- 1947年3月3日
- 業種
- 化学メーカー
- 資本金
- 1000億200万円
- 売上高
- 1兆2977億円(2025年3月期)
- 従業員数
- 26,685名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
積水化学工業は、住宅、配管、高機能プラスチックなど幅広い事業を展開する化学メーカー。「セキスイハイム」ブランドのユニット住宅、塩ビ管、車載用接着剤などで高いシェアを持つ。
業界での立ち位置
住宅事業では「セキスイハイム」が大手ハウスメーカーの一角を占める。配管事業では塩ビ管で国内トップシェア。高機能プラスチック事業では車載用中間膜や接着剤で世界的に強い。
強み
1. ユニット住宅「セキスイハイム」は工場で大部分を生産するため、品質が安定し工期が短い。太陽光発電や蓄電池を標準装備した環境配慮型住宅で評価されている。 2. 塩ビ管で国内トップシェアを持ち、上下水道や建築配管に広く使われている。 3. 自動車のフロントガラス用中間膜で世界トップシェアを持ち、飛散防止や遮音性能に優れている。 4. 医療用検査装置や診断薬でも強みを持ち、医療分野での事業拡大を進めている。
主なサービス・製品
住宅:セキスイハイム(ユニット住宅)、リフォーム 配管:塩ビ管、雨樋、継手 高機能プラスチック:自動車用中間膜、接着剤、発泡材 メディカル:医療用検査装置、診断薬 都市インフラ:道路標識、防音壁、人工芝
沿革
積水化学工業は、1947年3月3日、「日窒コンツェルン」(日本窒素肥料)の一部門として設立された。当時、プラスチック製品の製造を目的としており、戦後の復興期に急成長を遂げた。 1950年代、塩化ビニル管の製造を開始。上下水道の整備が進む中、軽量で耐久性のある塩ビ管は急速に普及し、積水化学の主力事業となった。 1960年、住宅事業に参入。当初は「積水ハウス」として住宅部門を展開していたが、1960年に積水ハウス工業(現積水ハウス)として分離独立した。その後、1971年に積水化学独自の住宅ブランド「セキスイハイム」を立ち上げた。 セキスイハイムの特徴は、工場で大部分を生産する「ユニット工法」。従来の在来工法では現場で一から組み立てるため天候に左右されやすかったが、ユニット工法では工場で高精度に生産したユニットを現場で組み立てるため、工期が短く品質が安定している。 1970年代以降、高機能プラスチック事業を強化。自動車のフロントガラス用中間膜は、ガラスが割れた際の飛散を防ぎ、遮音性や紫外線カット性能にも優れている。この中間膜で世界トップシェアを獲得し、海外展開を加速させた。 1990年代、医療分野に参入。医療用検査装置や診断薬の開発を進め、医療事業を新たな成長分野として位置づけた。 2000年代以降、環境配慮型住宅に注力。太陽光発電システムや蓄電池を標準装備した「スマートハイム」を発売し、ゼロエネルギー住宅(ZEH)の普及に貢献している。 近年は、電気自動車(EV)向けの接着剤やフィルムの開発を強化している。
主なグループ会社・関連会社
セキスイハイム工業:セキスイハイムの製造 積水化学北海道:北海道での住宅・配管事業 積水メディカル:医療用検査装置・診断薬の製造販売 Sekisui Specialty Chemicals:米国での化学品事業 Sekisui Europe:欧州での化学品事業
最近の動向
環境住宅強化:太陽光発電と蓄電池を組み合わせたZEH住宅を拡大している。 EV向け材料:電気自動車のバッテリーや車体向けの接着剤・フィルムを開発している。 医療事業拡大:医療用検査装置や診断薬の開発を強化している。 インフラ老朽化対策:上下水道の更新需要に対応し、塩ビ管の供給を拡大している。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 43.9歳
- 平均勤続年数
- 15.9年
- 平均年間給与
- 934万円
この企業を一言で表すと
セキスイハイム、塩ビ管、車載用中間膜で強みを持つ化学メーカー。環境配慮型住宅とEV向け材料で成長を目指す。