セイコーグループ株式会社
基本情報
- 読み
- せいこーぐるーぷ
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都中央区銀座一丁目26番1号
- 設立
- 1917年10月29日
- 業種
- 電子機器メーカー
- 資本金
- 100億円
- 売上高
- 3047億4400万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 11,367名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
セイコーグループは、時計製造を中心に、精密機器や電子デバイスを手がける総合精密機器メーカー。「SEIKO」ブランドの腕時計は世界中で愛用され、日本を代表する時計メーカーとしての地位を確立している。時計で培った精密技術を活かし、半導体製造装置やプリンター、スポーツ計時システムなど、多様な事業を展開している。
業界での立ち位置
日本の時計メーカーとして、世界市場で高い評価を得ている。特にスポーツ計時の分野では、オリンピックをはじめとする国際大会の公式計時を長年担当しており、圧倒的な実績を持つ。また、プリンター事業では「EPSON」ブランドとともにセイコーグループの一翼を担っている。
強み
1. 時計製造で培った精密加工技術と品質管理ノウハウが、様々な事業領域で活かされている。 2. オリンピックなど国際スポーツ大会の公式計時を長年担当しており、スポーツ計時システムで世界トップクラスの技術力を持つ。 3. 「SEIKO」ブランドは世界的に認知度が高く、高品質な日本製品の象徴として信頼されている。 4. 時計、精密機器、電子デバイスなど、事業ポートフォリオが多角化されており、特定市場の変動に左右されにくい。
主なサービス・製品
腕時計:SEIKO、ALBA、WIRED、LUKIA 時計ムーブメント:機械式ムーブメント、クオーツムーブメント スポーツ計時システム:陸上競技、水泳、スキーなどの計時装置 精密機器:半導体製造装置、光学機器 プリンター:エプソンブランドのプリンター
沿革
セイコーグループの歴史は1881年、創業者・服部金太郎が東京・京橋で時計店「服部時計店」を開業したことから始まる。当時、時計は高価な輸入品で、一般庶民にはなかなか手の届かない贅沢品だった。 1892年、服部金太郎は時計の製造を手がける「精工舎」を設立。日本で初めて、時計を国内で製造する試みに挑戦した。「精工」という名前は、「精密な工芸品を作る」という意味が込められており、後に「SEIKO」というブランド名の由来となった。 1913年、日本初の腕時計「ローレル」を発売。それまで時計といえば懐中時計が主流だったが、腕時計という新しいスタイルを日本に広めたのは、セイコーの功績だった。 1964年、東京オリンピックで公式計時を担当。セイコーは、競技の正確な計時という重要な役割を果たし、世界中から高い評価を得た。この成功を機に、セイコーはスポーツ計時の分野で世界的なブランドとなった。 1969年、世界初のクオーツ式腕時計「セイコー クオーツアストロン35SQ」を発売。それまでの機械式時計よりも圧倒的に正確な時を刻むクオーツ時計の登場は、時計業界に革命をもたらした。この「クオーツショック」と呼ばれる技術革新により、スイスの伝統的な時計産業は大きな打撃を受けた。 1970年代には、プリンター事業を手がける子会社「エプソン」が成長。セイコーグループは、時計だけでなく、精密機器メーカーとしての顔も持つようになった。 1990年代には、GPS機能を搭載した腕時計や、ソーラー充電式の腕時計など、先進技術を取り入れた製品を次々と発表。時計という伝統的な製品に、最新テクノロジーを融合させる姿勢は、セイコーの強みとなった。 2001年には、持株会社「セイコーホールディングス株式会社」を設立。グループ各社を統括する体制を整え、経営の効率化を図った。2022年には、社名を「セイコーグループ株式会社」に変更し、グループ一体での事業展開を強化した。 近年は、高級機械式時計「グランドセイコー」ブランドの強化に注力。スイスの高級時計に対抗できる日本製高級時計として、世界市場での存在感を高めている。 創業から140年以上、時を刻み続けてきたセイコー。その歴史は、日本の精密技術の進化と、ものづくりへのこだわりの歴史そのものである。
主なグループ会社・関連会社
セイコーウオッチ株式会社:腕時計の製造・販売 セイコータイムシステム株式会社:スポーツ計時システム セイコーインスツル株式会社:精密機器の製造 セイコーエプソン株式会社:プリンター・電子デバイス(独立企業として上場)
最近の動向
グランドセイコー強化:高級機械式時計ブランド「グランドセイコー」の海外展開を加速している。 スポーツ計時事業:オリンピックやワールドカップなど、国際大会の公式計時を継続的に担当している。 スマートウォッチ対応:伝統的な時計製造技術と、最新のスマート機能を融合させた製品開発を進めている。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 43.8歳
- 平均勤続年数
- 16.4年
- 平均年間給与
- 877万円
この企業を一言で表すと
時計製造で培った精密技術を活かし、世界中で愛される「SEIKO」ブランドを展開する、日本を代表する精密機器メーカー。