ンプルな 人サイト

山九株式会社

基本情報

読み
さんきゅう
上場区分
プライム市場
本社所在地
東京都中央区勝どき6-5-23
設立
1918年10月1日
業種
郵便・物流
資本金
286億1,900万円
売上高
6067億9100万円(2025年3月期)
従業員数
29,614名(連結)

事業内容・特徴

事業概要

山九は、物流と建設サービスを手がける総合エンジニアリング企業。港湾での荷役作業や倉庫業といった物流事業に加え、プラント建設や重量物の据え付けなど、製造業を支える機工事業を展開している。「ありがとうの気持ちが会社の名前です」というスローガンが示す通り、顧客への感謝を大切にする企業文化が根付いている。

業界での立ち位置

日本の陸運業界第9位の規模を誇り、特に製鉄所やプラント向けの物流・建設サービスでは圧倒的な存在感を持つ。日本製鉄との強固な関係を軸に、重工業・化学業界との深い結びつきがあり、「中国物流御三家」の一角として中国市場でも高い評価を得ている。

強み

1. 重量物輸送と大型プラント建設の技術力が非常に高く、他社が手を出せない難易度の高い案件を数多く手がけている。 2. 日本製鉄をはじめとする大手製造業との長年の取引関係により、安定した受注基盤を確立している。 3. 物流と建設の両方を手がけることで、プラント建設から稼働後の物流まで一貫してサポートできる強みがある。 4. 中国をはじめとする海外市場での実績が豊富で、グローバルな物流・建設ネットワークを構築している。

主なサービス・製品

物流サービス:港湾運送、貨物自動車運送、国際物流、倉庫業 機工サービス:プラント建設、機械据付、メンテナンス 重量物輸送:大型機械の輸送、据付、解体

沿革

山九の歴史は1918年、創業者・中村精七郎が山九運輸株式会社を設立したことから始まる。社名の「山九」は、山口県と九州地方で事業を展開していたことに由来すると言われているが、創業者が顧客への感謝の気持ちを込めて「サンキュー(ありがとう)」と読ませたという説もある。 創業当初は、北九州の製鉄所や港湾での荷役作業を主な事業としていた。当時の日本は重工業化が進む時期で、製鉄所や化学工場の建設ラッシュが続いていた。山九はこうした工場への原材料運搬や製品輸送を担い、日本の産業発展を物流面から支えた。 1947年、社名を山九産業運輸株式会社に変更。戦後復興期には、製鉄業の再建とともに事業を拡大し、日本製鉄との強固な関係を築いていった。1962年には東京証券取引所と福岡証券取引所に上場を果たし、全国規模の物流企業へと成長した。 1980年、現在の山九株式会社に社名を変更。この頃から、単なる物流業から、プラント建設や大型機械の据え付けを手がける「機工事業」へと事業領域を広げていった。重量物を運ぶノウハウを活かし、工場の生産設備を丸ごと設置するエンジニアリング企業へと進化したのだ。 2000年代以降は、中国やアジア市場への進出を加速。日本企業の海外工場建設に伴い、現地での物流・建設サービスを提供するようになった。中国では「中国物流御三家」の一角として認知されるまでになり、日系企業だけでなく現地企業からも高い評価を得ている。 2018年には創立100周年を迎えた。一世紀にわたり、重工業を支える縁の下の力持ちとして、日本の製造業の成長とともに歩んできた山九。物流と建設の融合という独自のビジネスモデルは、今もなお進化を続けている。

主なグループ会社・関連会社

山九プラントテクノ株式会社:プラント設備のメンテナンス 山九ロジスティクス株式会社:物流サービス 山九エンジニアリング株式会社:エンジニアリングサービス サンキュウ・トランスポート・シンガポール:海外物流拠点

最近の動向

海外展開強化:中国・東南アジアでの物流拠点を拡大し、日系製造業の海外進出をサポートしている。 カーボンニュートラル対応:製鉄所向けの水素輸送サービスなど、脱炭素社会に向けた新事業を開始している。 DX推進:IoTやAIを活用した物流管理システムを導入し、業務効率化を進めている。

働く人のデータ

平均年齢
41.3歳
平均勤続年数
15.1年
平均年間給与
641万円

この企業を一言で表すと

物流と建設サービスを融合させた独自のビジネスモデルで、日本の重工業を支え続ける総合エンジニアリング企業。

リンク集

公式サイト:山九株式会社(https://www.sankyu.co.jp)