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リンナイ株式会社

基本情報

読み
りんない
上場区分
プライム市場
本社所在地
愛知県名古屋市中川区福住町2番26号
設立
1950年9月2日
業種
住宅設備メーカー
資本金
64億8,400万円
売上高
4603億1900万円(2025年3月期)
従業員数
10,908名(連結)

事業内容・特徴

事業概要

リンナイは、ガス機器専門メーカーとして、ガスコンロ、給湯器、ガスファンヒーターなどを製造・販売する企業。『火』をコントロールする技術に強みを持ち、安全で快適な暮らしを支える製品を提供している。国内だけでなく、世界80カ国以上に製品を輸出し、グローバルブランドとしての地位を確立している。

業界での立ち位置

ガス機器業界において国内トップクラスのシェアを誇り、特にガスコンロと給湯器では圧倒的な存在感を持つ。海外市場でも高い評価を得ており、特に中国や東南アジア、オーストラリアなどで強いブランド力を持つ。ガスだけでなく、電気式の調理器具や給湯器にも事業領域を広げ、エネルギーの多様化に対応している。

強み

1. 創業以来70年以上にわたり、ガス機器一筋で培ってきた燃焼技術と安全設計のノウハウが非常に高い。 2. ガスコンロ、給湯器、暖房機器など、家庭内で使用されるガス機器をトータルで提供できる総合力がある。 3. 世界80カ国以上に製品を輸出し、海外売上比率が高く、為替リスクを分散できる体制を構築している。 4. アフターサービス網が充実しており、全国に修理拠点を持ち、迅速な対応が可能。

主なサービス・製品

ガスコンロ:ビルトインコンロ、テーブルコンロ 給湯器:ガス給湯器、ハイブリッド給湯器、エコジョーズ 暖房機器:ガスファンヒーター、床暖房 業務用機器:業務用ガスコンロ、炊飯器、食器洗浄機

沿革

リンナイの歴史は、1920年に創業者・内藤秀次郎と林謙吉が名古屋で『林内商会』を設立したことから始まる。当初は、石油コンロや七輪など、家庭用燃焼器具の製造販売を手がけていた。社名の『リンナイ』は、二人の名字『林』と『内(藤)』を組み合わせたものだ。 1950年、株式会社化し『リンナイ株式会社』として再スタート。この頃から、ガス機器の製造に本格的に参入した。ガスは石油や薪に比べて扱いやすく、都市部でのインフラ整備が進む中、ガス機器の需要は急速に拡大していった。 1962年、日本初の『ガス瞬間湯沸器』を開発。それまで家庭で使われていた湯沸かし器は、水を一度タンクに貯めてから加熱する方式だったが、リンナイは瞬間的に水を加熱する技術を開発し、コンパクトで効率的な給湯器を実現した。この技術革新により、リンナイは給湯器市場でトップシェアを獲得していった。 1972年、東京証券取引所と名古屋証券取引所の市場第二部に上場。1974年には市場第一部に指定替えとなり、資金調達力を強化した。この頃から、海外市場への進出を本格化させた。 1974年、米国に現地法人『Rinnai America Corporation』を設立。北米市場への進出を果たし、日本製ガス機器の品質の高さを武器に、現地での販売網を拡大していった。その後、オーストラリア、韓国、中国、ブラジルなど、世界各地に生産拠点と販売拠点を設立し、グローバル企業へと成長した。 1980年代には、安全性の向上に力を入れた。ガス機器は火を扱うため、一酸化炭素中毒や火災のリスクがある。リンナイは『不完全燃焼防止装置』や『立ち消え安全装置』を開発し、業界に先駆けて安全機能を標準搭載した。 1990年代には、省エネ性能の向上に注力。『エコジョーズ』という高効率ガス給湯器を開発し、従来の給湯器に比べて約15%のガス使用量削減を実現した。環境意識の高まりとともに、エコジョーズは広く普及していった。 2000年代に入ると、IHクッキングヒーターの普及により、ガスコンロの需要が減少する局面を迎えた。リンナイはガス機器の利便性と安全性を訴求するとともに、IHにはない『直火調理の美味しさ』をアピールし、ガスコンロの魅力を伝える活動を強化した。 近年は、IoT技術を活用したスマート家電の開発にも取り組んでいる。スマートフォンで遠隔操作できるガスコンロや、AIが調理をサポートする機能を搭載した製品を発売し、ガス機器の新たな価値を提案している。 『火と暮らす、心豊かに』というスローガンのもと、リンナイはこれからも安全で快適な暮らしを支える製品を提供し続けるだろう。

主なグループ会社・関連会社

Rinnai America Corporation:北米での製造・販売 Rinnai Australia Pty Ltd:オーストラリアでの製造・販売 上海林内有限公司:中国での製造・販売 Rinnai Korea Corporation:韓国での製造・販売

最近の動向

スマート機器開発:IoT技術を活用し、スマートフォンで操作できるガスコンロや給湯器を発売している(2023年)。 水素燃料対応:将来のカーボンニュートラル社会に向け、水素を燃料とする給湯器やコンロの研究開発を進めている。 ハイブリッド給湯器拡販:ガスと電気を組み合わせた高効率給湯器『ハイブリッド給湯器』の販売を強化している。

働く人のデータ

平均年齢
40.7歳
平均勤続年数
18.9年
平均年間給与
714万円

この企業を一言で表すと

ガス機器専門メーカーとして国内トップシェアを誇り、世界80カ国以上に製品を展開するグローバル企業。

リンク集

公式サイト:リンナイ株式会社(https://www.rinnai.co.jp)