太平洋工業株式会社
基本情報
- 読み
- たいへいようこうぎょう
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 岐阜県大垣市久徳町100
- 設立
- 1938年4月19日
- 業種
- 自動車部品メーカー
- 資本金
- 73億1,600万円
- 売上高
- 2061億2900万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 5,138名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
太平洋工業は、自動車用タイヤバルブとプレス部品を主力製品とする自動車部品メーカーである。タイヤの空気圧を維持するバルブでは世界トップクラスのシェアを誇り、トヨタをはじめとする国内外の自動車メーカーに供給している。特に、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)用バルブでは高い技術力を持ち、安全性向上に貢献している。TPMSは、タイヤの空気圧をリアルタイムで監視し、異常を運転者に知らせるシステムで、米国では装着が義務化されており、日本や欧州でも普及が進んでいる。また、ドアヒンジやブラケットなどの自動車用プレス部品も手がけ、車体の軽量化や高強度化に対応した製品を提供している。生産拠点は日本、米国、中国、タイ、メキシコなどに展開し、グローバルな自動車メーカーの生産体制に対応している。近年は、電動化に対応した製品開発や、次世代タイヤ技術への対応を進めている。
業界での立ち位置
タイヤバルブ市場では世界トップクラスのシェアを持ち、特にTPMS用バルブでは技術的優位性を確立している。自動車部品メーカーとしては中堅規模だが、ニッチ市場で圧倒的な地位を占める典型的な「グローバルニッチトップ企業」である。トヨタグループの一員として安定した取引関係を持ち、品質と信頼性で高い評価を得ている。タイヤの安全性に直結する製品を供給するため、高い品質管理能力が求められ、それを実現している点が競争力の源泉となっている。
強み
1. タイヤバルブで世界トップクラスのシェアと、TPMS用バルブでの技術的優位性 2. トヨタグループの一員として、安定した取引関係と高い品質基準をクリア 3. 日本・米国・中国・タイ・メキシコなど、グローバルな生産体制 4. 自動車の軽量化・高強度化に対応したプレス部品技術 5. 安全性に直結する製品を供給する高度な品質管理能力
主なサービス・製品
タイヤバルブ:スナップインバルブ、クランプインバルブ、TPMS用バルブ プレス部品:ドアヒンジ、ブラケット、フレーム部品 電装部品:センサー、電子制御部品 エアバッグ部品:インフレーター部品 二輪車部品:バイク用バルブ、プレス部品
主なグループ会社・関連会社
太平洋精工株式会社、Pacific Industrial (Thailand) Co., Ltd.、Pacific Industrial de Mexico, S.A. de C.V.など
最近の動向
電動車の普及に伴い、車両重量の増加に対応した高強度タイヤバルブの開発を進めている。また、TPMS市場の拡大により、センサー一体型バルブの生産能力を増強中。自動運転技術の発展を見据え、リアルタイムでタイヤ状態を監視する次世代センサーの研究開発にも注力している。さらに、プレス部品事業では、電動化による車体構造の変化に対応した新製品の開発を加速している。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 41歳
- 平均勤続年数
- 13.4年
- 平均年間給与
- 596万円
この企業を一言で表すと
タイヤバルブで世界トップシェアを持つ自動車部品メーカー。TPMS技術で競争優位性。