沖縄電力株式会社
基本情報
- 読み
- おきなわでんりょく
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 沖縄県浦添市牧港五丁目2番1号
- 設立
- 1972年5月15日
- 業種
- エネルギー
- 資本金
- 75億8600万円
- 売上高
- 2365億4000万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 3,127名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
沖縄電力は沖縄県全域(沖縄本島と37の有人離島)を事業エリアとし、電気やガスを供給する総合エネルギー企業です。「地域とともに、地域のために」をスローガンに掲げ、地域のライフラインを支える重要な役割を担っています。1972年の設立以来、長年にわたり沖縄の電力供給を担ってきた実績とノウハウがあり、災害時にも迅速な復旧体制を構築しています。
業界での立ち位置
沖縄県内唯一の電力会社であり、地域の電力供給を一手に担っています。日本の電力会社の中では供給エリアが最も小さく、原子力発電所を保有していないという特徴があります。2016年の電力小売全面自由化以降は新規参入の電力会社との競争環境にありますが、地域に根差した企業として県や市町村との連携が強く、地域社会の発展に貢献しています。
強み
長年にわたり沖縄の電力供給を担ってきた実績とノウハウがあり、災害時にも迅速な復旧体制を構築しています。電気だけでなくガスの供給も行っており、顧客の多様なニーズに対して最適なエネルギー利用を提案できる強みがあります。地域に根差した企業として県や市町村との連携が強く、地域社会の発展に貢献しています。多くの有人離島を抱える沖縄の地理的特性上、各島に内燃力発電所を設置し、海底ケーブルで送電するなど、離島への安定供給を使命としています。
主なサービス・製品
主力事業は電気の供給で、発電・送配電・販売までを一貫して行い、家庭用から産業用まで県民の生活や経済活動に不可欠な電気を供給しています。2015年からガス事業にも参入し、家庭用や業務用のガスを供給しています。エネルギーソリューションとして、電気とガスを組み合わせた最適なエネルギー利用の提案や、省エネに関するコンサルティングなども行っています。発電の大部分を石油や石炭、LNG(液化天然ガス)などの火力発電に頼っているため、燃料価格の変動が経営に影響を与えやすい構造ですが、地球環境への配慮から風力や太陽光などの再生可能エネルギーの導入も進めています。
主なグループ会社・関連会社
エネルギーサービス事業として、株式会社沖電工(電気工事、空調・管工事、情報通信工事)、沖縄電機工業株式会社(電力設備の保守・点検、発電・変電設備の工事)、沖縄プラント工業株式会社(火力発電所の建設・保守)、株式会社沖縄エネテック(省エネ・再生可能エネルギーコンサルティング)、株式会社プログレッシブエナジー(ガス供給事業、分散型電源事業)、沖縄新エネ開発株式会社(再生可能エネルギー発電所の開発・運営)などがあります。情報・通信事業として沖電グローバルシステムズ株式会社(情報システム開発・運用、ITコンサルティング)、株式会社ファーストライディングテクノロジー(インターネットサービスプロバイダ、データセンター)、その他事業として沖電企業株式会社(保険代理店業、不動産管理)、株式会社沖設備(給排水・衛生・空調設備の設計・施工)、沖電開発株式会社(不動産の開発・賃貸・管理)などのグループ会社があります。
最近の動向
2025年度第1四半期決算と通期業績予想が発表され、政府の負担軽減策(補助金)の段階的な縮小・停止に伴い電気料金が値上げされる見込みで、家計への影響が懸念されています。2025年8月には「おきでんグループ カスタマーハラスメントに対する基本方針」が策定・発表されました。宮古第二発電所供給用の蓄電池が営業運転を開始し、再生可能エネルギーの活用を推進しています。一方、2024年4月25日には宮古島のほぼ全域で原因不明の大規模な停電が発生し、2万5000戸以上に影響が出るなど、インフラ安定性の課題も浮き彫りになりました。海外展開としてパラオに現地法人を設立するなど、新たな事業機会も追求しています。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 43.7歳
- 平均勤続年数
- 21.2年
- 平均年間給与
- 786万円
この企業を一言で表すと
沖縄電力は沖縄県全域の電気・ガス供給を担う総合エネルギー企業として、地域のライフラインを支え、再生可能エネルギーの導入やデジタル化を推進しながら、持続可能な地域社会の実現に貢献しています。