王子ホールディングス株式会社
基本情報
- 読み
- おうじほーるでぃんぐす
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都中央区銀座四丁目7番5号
- 設立
- 1949年8月1日
- 業種
- 化学メーカー
- 資本金
- 1038億8000万円
- 売上高
- 1兆8492億円(2025年3月期)
- 従業員数
- 39,136名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
王子ホールディングスは、紙・パルプの製造を中心に、包装資材、木材、エネルギーなどの事業を展開する総合製紙会社。150年以上の歴史を持ち、日本の製紙業界をリードしている。
業界での立ち位置
日本の製紙業界でトップクラスのシェアを持ち、段ボール原紙では国内トップ。また、海外でも積極的に事業を展開しており、東南アジア、ブラジル、ニュージーランドなどで植林から製紙まで一貫した事業を行っている。
強み
1. 150年以上の歴史を持ち、日本の製紙業界のパイオニアとして技術力を蓄積してきた。 2. 段ボール原紙で国内トップシェアを持ち、EC市場の拡大に伴い需要が増加している。 3. 海外で大規模な植林事業を展開しており、持続可能な紙の原料調達体制を構築している。 4. バイオマス発電など、木質資源を活用した再生可能エネルギー事業にも力を入れている。
主なサービス・製品
紙・板紙:新聞用紙、印刷用紙、段ボール原紙、包装用紙 パルプ:木材パルプ、溶解パルプ 包装資材:段ボール、軟包装フィルム 木材:製材、合板 エネルギー:バイオマス発電、木質ペレット
沿革
王子製紙の歴史は、1873年、渋沢栄一が中心となって設立した「抄紙会社」に始まる。明治政府は近代国家建設のため、洋紙の国産化を急務としていた。1875年、東京・王子に工場を建設し、ここから「王子製紙」という名前が生まれた。 明治時代、王子製紙は政府の支援を受けて急成長し、日本の製紙業界を独占するほどの地位を築いた。1933年には日本の洋紙生産の8割以上を占め、「製紙王国」と呼ばれた。 第二次世界大戦後、GHQの財閥解体政策により、王子製紙は3社に分割された(王子製紙、本州製紙、十条製紙)。この3社はそれぞれ独立した製紙会社として事業を続けた。 1993年、本州製紙と十条製紙が合併し、「新王子製紙」が誕生。さらに2012年、王子製紙と新王子製紙が経営統合し、持株会社「王子ホールディングス」が設立された。これにより、戦後分割された王子製紙グループが再び一つになった。 2000年代以降、国内の紙需要が減少する中、王子ホールディングスは海外展開を加速。ブラジル、ニュージーランド、東南アジアで植林事業と製紙事業を展開し、グローバル企業として成長している。 近年は、紙以外の事業も強化。バイオマス発電や木質ペレット製造など、木質資源を活用した再生可能エネルギー事業に力を入れている。
主なグループ会社・関連会社
王子マテリア:印刷用紙・情報用紙の製造(コピー用紙、新聞用紙、雑誌用紙) 王子コンテナー:段ボール・段ボールケースの製造(EC向け包装材、食品包装材) 王子製袋:紙袋・包装袋の製造(ショッピングバッグ、セメント袋、食品包装袋) 王子エンジニアリング:製紙機械・パルプ製造装置の設計・製造・メンテナンス 王子木材緑化:木材・合板の製造販売、植林事業、緑化事業
最近の動向
EC需要拡大:ネット通販の増加に伴い、段ボール原紙の需要が拡大している。 海外事業強化:東南アジアやブラジルでの植林・製紙事業を拡大している。 バイオマス発電:木質バイオマス発電所の建設を進め、再生可能エネルギー事業を強化している。 脱プラスチック:紙製ストローや紙製容器など、プラスチック代替製品の開発を進めている。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 45.1歳
- 平均勤続年数
- 17.2年
- 平均年間給与
- 844万円
この企業を一言で表すと
150年以上の歴史を持つ日本の製紙業界のリーディングカンパニーで、段ボール原紙や再生可能エネルギー事業で成長している。