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NSユナイテッド海運

基本情報

読み
えぬえすゆないてっどかいうん
上場区分
プライム市場
本社所在地
東京都千代田区大手町一丁目5番1号大手町ファーストスクエア ウエストタワー21,22階
設立
1950年4月1日
業種
海運
資本金
103億円
売上高
2474億800万円(2025年3月期)
従業員数
656名(連結)

事業内容・特徴

事業概要

NSユナイテッド海運は、日本の大手海運会社の一つで、特に鉄鉱石や石炭といった鉄鋼原料の輸送を担う「ばら積み船(バルカー)」を主力としています。日本製鉄(Nippon Steel)グループの中核的な海運会社であり、日本製鉄向けの貨物輸送が事業の大きな基盤となっています。2010年に日本製鉄系の「日鉄海運」と、独立系の「新和海運」が合併して誕生した会社で、日本製鉄との長期にわたる輸送契約が事業の根幹を支えており、経営の安定性が非常に高いのが特徴です。

業界での立ち位置

日本の海運業界には、コンテナ船・自動車船など多角的に事業を展開する「三大海運」(日本郵船、商船三井、川崎汽船)が存在しますが、NSユナイテッド海運はこれら総合海運会社とは異なり、ばら積み船(ドライバルク)の分野に特化したスペシャリストとしての地位を確立しています。特に鉄鋼原料やエネルギー資源の輸送においては国内トップクラスの規模と実績を誇り、特定分野で非常に強い影響力を持つ業界の重要なプレイヤーです。

強み

日本製鉄という巨大かつ安定した荷主の存在が最大の強みです。日本製鉄との長期にわたる輸送契約が事業の根幹を支えており、市況の変動に左右されにくい安定した収益基盤となっています。鉄鉱石や石炭を効率的に運ぶための巨大な専用船(ケープサイズバルカーなど)を多数保有・運航しており、一度に大量の貨物を低コストで輸送できる高い競争力を維持しています。鉄鋼原料輸送という特殊な分野で長年培ってきた安全運航の実績、効率的な配船ノウハウ、そして顧客との信頼関係は大きな資産です。

主なサービス・製品

外航海運事業が中心で、専用船サービスが主力中の主力事業です。特定の荷主(主に日本製鉄)のために、特定の貨物(鉄鉱石、石炭など)を長期契約に基づいて輸送しており、収益が安定しています。不定期船(トランパー)サービスでは、特定の航路やスケジュールを定めず、荷主の需要に応じて世界中の様々な港へ貨物を運び、鉄鋼原料以外にも穀物、木材チップ、非鉄金属原料など多種多様なドライバルク貨物を輸送します。また、原油を運ぶ大型タンカー(VLCC)や、LPG(液化石油ガス)を運ぶLPG船も運航し、エネルギー資源の安定供給にも貢献しています。

主なグループ会社・関連会社

国内グループ会社として、内航輸送事業を担う中核会社「NSユナイテッド内航海運」、タンカー船の運航管理を行う「NSユナイテッドタンカー」、船舶のメンテナンスや管理サービスを提供する「NSユナイテッドマリンサービス」、経理・人事などのシェアードサービスを提供する「NSユナイテッドビジネス」、情報システムの開発・運用を行う「NSユナイテッドシステム」、「尻屋運輸」「協和汽船」「室町海運」「二丈海運」などがあります。海外現地法人としては、英国、米国、香港、シンガポール、フィリピンに拠点を展開しています。

最近の動向

2025年9月16日に本社を東京都千代田区大手町に移転し、9月22日より新オフィスでの営業を開始しました。「NS UNITED REPORT 2025」(統合報告書)を発行し、経営方針や環境・社会への取り組みを紹介しています。2025年3月期通期連結決算では、売上高は前期比6.1%増の2,474億8百万円、純利益は3.5%増の186億21百万円となり、年間配当は1株あたり240円への増配を発表しました。「JPX日経インデックス400」「FTSE Blossom Japan Index」などのESG投資指数に継続選定されており、脱炭素化に向けメタノール二元燃料船を早期に建造する方針も明らかにしています。

働く人のデータ

平均年齢
40.1歳
平均勤続年数
14.7年
平均年間給与
1102万円

この企業を一言で表すと

NSユナイテッド海運は、ばら積み船に特化した海運会社として、日本製鉄との長期契約による安定収益を土台に、不定期船事業でさらなる成長を目指しています。鉄鋼原料輸送の分野で国内トップクラスの地位を確立しています。

リンク集

公式サイト:NSユナイテッド海運(http://www.nsuship.co.jp/)