日本酸素ホールディングス株式会社
基本情報
- 読み
- にっぽんさんそほーるでぃんぐす
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都品川区小山一丁目3番26号東洋ビルディング
- 設立
- 1918年7月19日
- 業種
- 化学メーカー
- 資本金
- 373億4400万円
- 売上高
- 1兆3080億円(2025年3月期)
- 従業員数
- 19,754名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
日本酸素ホールディングスは、酸素、窒素、アルゴンなどの産業ガスを製造・販売する化学メーカー。鉄鋼、化学、エレクトロニクス、医療など幅広い産業に産業ガスを供給している。
業界での立ち位置
日本の産業ガス業界で最大手。世界でも米国Air Products、仏Air Liquide、独Lindeに次ぐ規模を持つ。
強み
1. 酸素、窒素、アルゴンなどの産業ガスで国内トップシェアを持つ。 2. 半導体製造に使われる高純度ガスで高いシェアを持ち、エレクトロニクス産業を支えている。 3. 医療用酸素の供給でも重要な役割を果たしており、病院や在宅医療に酸素を提供している。 4. 米国、欧州、アジアでも事業を展開し、グローバルな産業ガスメーカーとして成長している。
主なサービス・製品
産業ガス:酸素、窒素、アルゴン、水素、ヘリウム 電子材料ガス:半導体製造用の高純度ガス 医療用ガス:医療用酸素、麻酔ガス LPガス:家庭用・業務用LPガス エンジニアリング:ガス製造プラントの設計・建設 ケミカル:化学品、炭酸ガス
沿革
日本酸素ホールディングスの起源は、1910年10月4日に設立された「日本酸素株式会社」にさかのぼる。当時、鉄鋼業の発展により酸素の需要が高まっており、日本酸素は工業用酸素の製造・販売を開始した。 1920年代から1930年代にかけて、溶接用酸素、医療用酸素の供給を拡大。鉄鋼、化学、医療など幅広い産業に酸素を供給するようになった。 第二次世界大戦後、日本の復興とともに酸素需要が急増。日本酸素は全国各地にガス製造プラントを建設し、供給体制を強化した。 1970年代以降、半導体産業の成長とともに、高純度ガスの需要が拡大。日本酸素は半導体製造用の窒素、アルゴン、特殊ガスの製造を開始し、エレクトロニクス産業を支えた。 2004年、大陽東洋酸素と合併し、「大陽日酸株式会社」となった。この合併により、日本の産業ガス業界で圧倒的な地位を確立した。 2013年、持株会社制に移行し、「日本酸素ホールディングス株式会社」に社名変更。グループ全体の経営効率を高めた。 2017年、米国の産業ガス会社Praxair(プラクスエア)の欧州・米国事業を買収。これにより、グローバルな産業ガスメーカーとしての地位を確立した。 近年は、水素エネルギー事業に注力。水素ステーションの整備や液化水素の製造・供給を進め、水素社会の実現に貢献している。
主なグループ会社・関連会社
大陽日酸株式会社:産業ガスの製造・販売 日酸TANAKA株式会社:溶接機器の製造・販売 Matheson Tri-Gas:米国での産業ガス事業 Nippon Gases Euro-Holding:欧州での産業ガス事業 Nippon Gases Korea:韓国での産業ガス事業
最近の動向
水素事業拡大:水素ステーションの整備と液化水素の製造を進めている。 半導体用ガス強化:半導体製造用の高純度ガス供給を拡大している。 カーボンニュートラル:CO2回収・再利用技術の開発を進めている。 海外事業拡大:米国、欧州、アジアでの事業を強化している。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 43.75歳
- 平均勤続年数
- 16.42年
- 平均年間給与
- 1031万円
この企業を一言で表すと
酸素・窒素などの産業ガスで国内最大手。半導体、鉄鋼、医療など幅広い産業を支え、水素社会の実現にも貢献している。