日本軽金属ホールディングス
基本情報
- 読み
- にほんけいきんぞくほーるでぃんぐす
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都港区新橋1丁目1-13アーバンネット内幸町ビル
- 設立
- 2012年10月1日
- 業種
- 非鉄金属素材メーカー
- 資本金
- 465億2500万円
- 売上高
- 5501億8000万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 12318人
事業内容・特徴
事業概要
日本軽金属ホールディングスは、アルミニウムを中心とする非鉄金属素材の製造・加工を手がける企業グループの持株会社。アルミニウムの精錬から加工、製品化まで一貫した事業を展開しており、自動車部品、建材、飲料缶、電子部品など幅広い分野にアルミニウム製品を供給している。アルミニウムは軽くて丈夫、リサイクルしやすいという特性を持ち、自動車の軽量化や環境配慮型製品として需要が高まっている。グループ会社には日本軽金属や東洋アルミニウムなどがあり、それぞれが専門性を活かした事業を展開している。
業界での立ち位置
日本軽金属ホールディングスは、国内アルミニウム業界において重要な地位を占める企業グループ。アルミニウムの精錬から加工まで一貫した生産体制を持ち、自動車や建材、飲料缶など多様な分野に製品を供給している。アルミニウム業界は電力コストが大きく影響するため、国内での精錬事業は縮小傾向にあるが、同社は高付加価値な加工製品に注力することで競争力を維持している。また、リサイクルアルミニウムの活用にも積極的に取り組んでおり、環境配慮型のビジネスモデルを構築している。
強み
日本軽金属ホールディングスの強みは、アルミニウムの精錬から加工、製品化まで一貫した生産体制を持つことにある。これにより、顧客のニーズに応じた最適な素材提供が可能となっている。また、長年の経験により蓄積された技術力を活かし、高品質なアルミニウム製品を安定的に供給できる。自動車部品では軽量化に貢献するアルミ部品、建材では耐久性の高いアルミサッシなど、用途に応じた製品開発を行っている。さらに、リサイクルアルミニウムの活用にも積極的で、環境負荷を低減しながら事業を展開している点も強みである。
主なサービス・製品
主力製品は、アルミニウム板材、押出材、鋳鍛造品など。アルミニウム板材は自動車のボディやパネル、飲料缶などに使われる。押出材は建材のサッシや窓枠、電子機器の筐体などに利用される。鋳鍛造品は自動車のエンジン部品やホイールなどに使われる。また、アルミニウム粉末や化成品なども製造しており、幅広い産業分野に製品を供給している。近年は、電気自動車向けの軽量アルミ部品の開発にも力を入れている。
沿革
日本軽金属ホールディングスのルーツは、1939年に設立された日本軽金属にある。戦前から戦後にかけて、日本のアルミニウム産業の発展を支えてきた。1950年代には高度経済成長期の建設ブームや自動車産業の発展により、アルミニウムの需要が急増し、同社も事業を拡大させた。1960年代には押出材や板材の生産を強化し、建材や飲料缶への供給を増やした。1970年代のオイルショック後は、電力コストの上昇によりアルミニウム精錬事業の採算が悪化したが、加工事業へのシフトを進めた。1990年代には海外展開を本格化させ、アジアや北米に生産拠点を設けた。2012年には持株会社制に移行し、日本軽金属ホールディングスとしてグループ経営体制を整えた。近年は、自動車の軽量化ニーズに対応した高強度アルミ部品の開発や、リサイクルアルミニウムの活用など、環境配慮型の事業展開を進めている。
主なグループ会社・関連会社
日本軽金属株式会社(アルミニウム製造)、東洋アルミニウム株式会社(アルミニウム加工品製造)、日軽金アクト株式会社(建材製造)など、アルミニウムの精錬から加工、製品化まで一貫した事業体制を持つグループ会社を展開している。
最近の動向
2022年には電気自動車向けのアルミニウム部品の開発を強化し、バッテリーケースや軽量ボディ部品の供給を開始した。また、リサイクルアルミニウムの活用を拡大し、環境負荷の低減に取り組んでいる。2023年には海外事業の強化を図り、アジア市場での生産能力を拡大している。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 50.72歳
- 平均勤続年数
- 21.61年
- 平均年間給与
- 914万円
この企業を一言で表すと
アルミニウムの精錬から加工、製品化まで一貫した事業を展開する企業グループ。自動車部品や建材、飲料缶など幅広い分野にアルミニウム製品を供給している。