株式会社ミライト・ワン
基本情報
- 読み
- みらいとわん
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都江東区豊洲5丁目6番地36
- 設立
- 2010年10月1日
- 業種
- 通信
- 資本金
- 70億円
- 売上高
- 5785億9900万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 17,115名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
ミライト・ワンは、通信インフラの構築を手がける通信建設会社。NTTグループやKDDIなどの通信事業者向けに、光ファイバー網の敷設や基地局の建設、電気工事などを行っている。スマートフォンやインターネットが使えるのは、この会社のような通信建設会社が、目に見えないところでインフラを整備しているからだ。
業界での立ち位置
日本の通信建設業界でトップクラスの規模を誇り、NTTグループやKDDIといった大手通信事業者との強固な関係を持つ。5Gネットワークの構築や光ファイバー網の全国展開において、欠かせない存在となっている。
強み
1. NTTグループやKDDIなど、大手通信事業者との長年の取引関係により、安定した受注基盤を持っている。 2. 光ファイバー敷設から基地局建設まで、通信インフラ構築の全工程を一貫して手がけられる技術力がある。 3. 全国に拠点を持ち、どの地域でも迅速に対応できる体制が整っている。 4. 電気工事や土木工事の技術も持ち、通信以外のインフラ整備にも対応できる。
主なサービス・製品
通信建設:光ファイバー網の敷設、通信基地局の建設 電気工事:電力設備の工事、送電線の保守 土木工事:通信ケーブルの地中埋設、道路工事 建築工事:通信設備の建築、施設の改修
沿革
ミライト・ワンの歴史は、2010年10月1日、大明、コミューチュア、東電通という3社の経営統合により「ミライト・ホールディングス」として始まった。この3社は、いずれも通信建設業界の老舗で、それぞれ異なる強みを持っていた。 大明は、NTT向けの通信建設で実績を積み重ねてきた企業。固定電話の時代から、電話線の敷設や交換機の設置を手がけ、NTTグループとの深い関係を築いていた。 コミューチュアは、移動体通信(携帯電話)の基地局建設に強みを持つ企業。携帯電話の普及期に急成長し、全国に広がる基地局ネットワークの構築を担ってきた。 東電通は、東京電力グループの通信建設会社で、電力会社の通信設備や電気工事のノウハウを持っていた。 2010年の統合は、通信建設業界の再編の流れの中で生まれた。通信技術の進化に伴い、より大規模で複雑なインフラ構築が求められるようになり、規模の拡大が不可欠だったのだ。 2012年10月1日、グループ再編が行われた。大明と東電通が合併して「ミライト」が発足し、コミューチュアは「ミライト・テクノロジーズ」に���名変更した。これにより、固定通信と移動体通信の事業を分け、それぞれの専門性を高める体制となった。 2018年には、TTK(東電タウンプランニング)と経営統合。電力会社系の通信建設会社を取り込むことで、電力インフラと通信インフラの両方を手がけられる体制が整った。 2019年には、ソルコムと四国通建を完全子会社化。地方での施工能力を強化し、全国ネットワークをさらに充実させた。 2022年7月1日、大きな転換点を迎える。ミライト・ホールディングス、ミライト、ミライト・テクノロジーズの3社が合併し、現在の「ミライト・ワン」が誕生したのだ。持株会社と事業会社を一体化することで、意思決定のスピードを上げ、より効率的な経営を目指した。 2023年12月には、測量・地理空間情報サービスを手がける国際航業を完全子会社化。通信インフラ構築に必要な測量技術や地理情報データを取り込み、事業の幅をさらに広げた。 5Gネットワークの全国展開が進む中、ミライト・ワンの役割はますます重要になっている。高速大容量通信を実現するためには、膨大な数の基地局と光ファイバー網が必要で、その構築を担うのがこの会社だ。 スマートフォンで動画を見たり、オンライン会議ができるのも、こうした通信建設会社が裏で支えているから。目には見えないが、現代社会に欠かせないインフラを作り続けている企業、それがミライト・ワンだ。
主なグループ会社・関連会社
ミライト・テクノロジーズ株式会社:通信設備工事(2022年に合併) TTK株式会社:電気通信工事、電気工事 株式会社ソルコム:通信建設、電気工事 四国通建株式会社:四国地方での通信建設 国際航業株式会社:測量、地理空間情報サービス
最近の動向
5G基地局建設:全国での5Gネットワーク展開に伴い、基地局の建設案件が急増しており、受注が好調に推移している。 光ファイバー網拡大:NTTの「IOWN構想」など、次世代通信インフラの構築に向けた大型プロジェクトに参画している。 インフラ老朽化対応:既存の通信設備の更新需要が高まっており、保守・メンテナンス事業も拡大している。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 44.2歳
- 平均勤続年数
- 16.7年
- 平均年間給与
- 725万円
この企業を一言で表すと
5Gや光ファイバーなど、日本の通信インフラを裏側から支える通信建設業界のトップ企業。