丸一鋼管株式会社
基本情報
- 読み
- まるいちこうかん
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 大阪市中央区難波5-1-60 なんばスカイオ
- 設立
- 1947年12月18日
- 業種
- 鉄鋼素材メーカー
- 資本金
- 95億9500万円
- 売上高
- 2616億4900万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 2,596名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
丸一鋼管は、溶接鋼管(電縫鋼管)の製造・販売における日本のトップメーカーです。建築物の柱や足場、自動車の部品、水道・ガス管、街灯のポールまで、社会のあらゆる場面で使われる鋼管を製造しており、私たちの生活に欠かせないインフラを支える重要な企業です。大規模メーカーの系列に属さない独立系として、有利な条件で原材料を調達できる調達力が強みとなっています。
業界での立ち位置
国内溶接鋼管業界の「ガリバー」と称されるほどの圧倒的なリーダー企業で、国内シェアNo.1を誇ります。特に半導体製造装置に使われる精密ステンレス継目無鋼管では世界トップの生産量を持ち、自己資本比率が80%を超える実質無借金経営という鉄壁の財務内容から「要塞」とも呼ばれています。製造業としては異例の20%を超える高い営業利益率を維持しています。
強み
徹底的に効率化された原材料調達から製造、販売に至るプロセスによる圧倒的なコスト競争力が最大の強みです。独立系の立場を活かし、特定の仕入れ先に縛られない有利な調達が可能です。アメリカ、アジアなど世界各地に製造拠点を展開するグローバルな需要地生産体制を構築しており、M&Aによりステンレス鋼管事業を強化し、半導体や水素関連など将来性の高い分野でのシェア拡大を進めています。
主なサービス・製品
主力製品は構造用鋼管で、ビルや倉庫の柱、建設現場の足場、自動車のシートフレーム、農業用ビニールハウスの骨組みなどに使用されています。配管用鋼管では工場のガス管や水道管を製造し、ステンレス鋼管では半導体製造装置や水素ステーションの高圧ガス配管、自動車のマフラーなど高い品質が求められる分野で採用されています。その他、道路の照明ポール、住宅基礎の鋼管杭、電線管なども製造しています。
主なグループ会社・関連会社
主要なグループ会社として、ステンレス鋼管事業を担う丸一ステンレス鋼管株式会社があり、2027年の生産開始を目指してドイツ企業から自動化生産ラインを受注し、製造可能な寸法範囲を拡大しています。また、2025年には丸一鋼販株式会社を完全子会社化し、販売網の強化を図っています。国内外に製造拠点を展開し、特に米州事業は大きな収益源となっており、アメリカやアジアなど世界各地で需要地生産体制を構築しています。
最近の動向
2024年には山口県下関市に480億円を投資する新工場建設計画を発表し、2025年4月着工、2027年以降の稼働を目指しています。また、発行済み株式総数の6.76%にあたる550万株、上限200億円の大規模な自己株式取得を実施しました。2025年には大阪・関西万博のブロンズパートナーとして鋼管杭や構造用鋼管を提供し、会場整備に貢献しています。社員がパイプを楽器に見立てて演奏する新テレビCMも公開しています。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 40.35歳
- 平均勤続年数
- 18.75年
- 平均年間給与
- 700万円
この企業を一言で表すと
丸一鋼管は国内溶接鋼管業界でトップシェアを誇り、世界でも精密ステンレス鋼管で首位の座を占める業界のリーディングカンパニーです。圧倒的なコスト競争力と財務基盤の強さを武器に、社会インフラを支える重要な役割を担っています。