レーザーテック株式会社
基本情報
- 読み
- れーざーてっく
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目10番地1
- 設立
- 1962年8月13日
- 業種
- 電子機器メーカー
- 資本金
- 9億3100万円
- 売上高
- 2514億7700万円(2025年6月期)
- 従業員数
- 1,163名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
神奈川県横浜市に本社を置く、半導体製造工程で不可欠な検査装置を開発・製造・販売する専門メーカーです。1962年に設立され、特に半導体の回路パターンをシリコンウェハに転写するための原版(フォトマスク)や、その材料(マスクブランクス)に欠陥がないかを検査する装置を主力としています。最先端のEUVリソグラフィ用のマスクブランクス検査装置では世界シェア100%を独占し、「世の中にないものをつくり、世の中のためになるものをつくる」という理念を体現しています。
業界での立ち位置
特定の分野で圧倒的なシェアを誇る「グローバルニッチトップ」企業です。特に、最先端の半導体製造技術であるEUV(極端紫外線)リソグラフィ用のマスクブランクス検査装置では、世界シェア100%を独占しています。これは、レーザーテックの装置がなければ最先端の半導体が製造できないことを意味し、業界内で極めて重要な地位を確立しています。売上の約10%を研究開発費に充て、従業員の6割以上がエンジニアという、技術開発を最優先する企業体質を持ち、売上の80%以上が海外という高い国際競争力を誇ります。
強み
「世の中にないものをつくり、世の中のためになるものをつくる」という理念のもと、光源などのコア技術から自社で開発し、他社が真似できない独創的な製品を生み出す圧倒的な技術力と開発力が最大の強みです。特定分野での独占的な地位により高い収益性を確保しており、2022年度の営業利益率は38.2%と製造業としては驚異的な水準です。自社工場をほとんど持たず研究開発と設計に特化するファブライト経営により、高い利益率を実現しています。世界中の最先端半導体メーカーと密接に連携し、次世代のニーズをいち早く製品開発に反映させる顧客との強固な関係も大きな強みです。
主なサービス・製品
主力製品は、半導体の設計図の原版となるガラス基板(マスクブランクス)の欠陥を検査する装置で、特にEUV向けは世界シェア100%です。マスクブランクスに回路パターンを焼き付けた「フォトマスク」の欠陥を検査するフォトマスク欠陥検査装置、SiC(炭化ケイ素)ウェハの欠陥検査装置など半導体の材料となるウェハを検査するウェハ関連検査装置も手掛けています。創業時からの製品であるレーザー顕微鏡は、半導体分野で培った光学技術を応用し、様々な産業の研究開発や品質管理で利用されています。
主なグループ会社・関連会社
主に製品の販売とサービスを目的とした海外子会社が中心で、Lasertec USA, Inc.(アメリカ)、Lasertec Korea Corp.(韓国)、Lasertec Taiwan, Inc.(台湾)、Lasertec China Co., Ltd.(中国)、Lasertec Singapore Pte. Ltd.(シンガポール)などがあります。これらの子会社を通じて、北米、欧州、アジアの各地域で事業を展開し、世界中の半導体メーカーに製品とサービスを提供しています。現時点で公表されている情報では5社の関連会社があるとされています。
最近の動向
2025年6月期連結決算は、売上高が前期比17.8%増の2,514億円、営業利益が51.0%増の1,228億円と、大幅な増収増益を達成しました。一方で、2025年6月期の受注高は大幅に減少したものの、会社側は2026年からの回復を見込んでいます。2025年8月には上限120億円、100万株の自社株買いの実施を発表しました。新製品として、CNTペリクル対応のEUVペリクル異物検査装置「PELMIS EPM200」や、電気化学反応可視化コンフォーカルシステム「ECCS B520」などを発表し、2024年11月には受注状況の月次開示を廃止することを決定しました。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 40.1歳
- 平均勤続年数
- 8.3年
- 平均年間給与
- 1680万円
この企業を一言で表すと
レーザーテックは、半導体製造工程で不可欠な検査装置を専門とするグローバルニッチトップ企業として、特にEUVリソグラフィ用のマスクブランクス検査装置では世界シェア100%を独占しています。圧倒的な技術力と開発力、ファブライト経営による高い利益率、世界中の最先端半導体メーカーとの強固な関係が強みです。