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京セラ株式会社

基本情報

読み
きょうせら
上場区分
プライム市場
本社所在地
京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地
設立
1959年4月1日
業種
電子部品メーカー
資本金
1157億300万円
売上高
2兆144億円(2025年3月期)
従業員数
77,136名(連結)

事業内容・特徴

事業概要

京セラは、セラミック技術を核に、電子部品、半導体部品、通信機器、太陽電池、医療機器など幅広い製品を製造する総合電機メーカー。ファインセラミックスの技術力を基盤に、スマートフォン部品から人工関節まで、多様な事業を展開している。

業界での立ち位置

ファインセラミックス分野で世界トップクラスの技術力を持ち、スマートフォンや自動車に使われるセラミックパッケージでは世界シェア上位。また、太陽電池事業でも国内大手で、住宅用から産業用まで幅広く展開している。

強み

1. ファインセラミックスで世界トップレベルの技術力を持ち、スマートフォンのカメラモジュール、半導体パッケージ、人工関節など、多様な製品に応用している。 2. 稲盛和夫の「アメーバ経営」という独自の経営手法を導入しており、小集団ごとに採算管理を行うことで、効率的な経営を実現している。 3. 太陽電池事業で国内トップクラスのシェアを持ち、住宅用から大規模発電所まで幅広く展開している。 4. 通信機器事業では、スマートフォンやPHSの製造で長年の実績があり、5G通信機器の開発にも注力している。

主なサービス・製品

電子部品:セラミックパッケージ、コンデンサ、水晶部品 半導体部品:半導体パッケージ、有機パッケージ基板 通信機器:スマートフォン、5G基地局、ネットワーク機器 太陽電池:住宅用太陽光発電システム、産業用メガソーラー 医療機器:人工関節、デンタルインプラント 自動車部品:セラミック基板、車載カメラモジュール 産業機械:切削工具、ファインセラミック部品

沿革

京セラの創業者は、稲盛和夫。1959年4月1日、京都市中京区で「京都セラミック株式会社」として創業した。当時27歳だった稲盛和夫は、松風工業という会社で新素材「ファインセラミックス」の研究をしていたが、経営陣と意見が対立し、独立を決意した。 創業資金はわずか300万円。稲盛は友人や知人から資金を集め、従業員8人で小さな町工場からスタートした。当初は電子部品向けのセラミック部品を製造していたが、品質の高さが認められ、松下電器(現パナソニック)やソニーなどの大企業から注文が入るようになった。 1960年代、京セラはファインセラミックス技術を応用し、半導体パッケージの製造を開始。これが大ヒットし、業績は急成長を遂げた。1971年には東京証券取引所に上場し、本格的な成長企業となった。 1980年代、稲盛和夫は通信事業への参入を決断。1984年、「第二電電(DDI)」を設立し、NTTの独占市場に挑戦した。DDIは後にKDDIとなり、日本の通信業界に競争をもたらした。 1990年代、京セラは太陽電池事業に参入。環境問題が注目される中、太陽光発電の将来性を見込んで事業を拡大し、住宅用から産業用まで幅広く展開した。 2000年代、携帯電話事業に本格参入。三洋電機の携帯電話事業を買収し、スマートフォンの製造を強化。auブランドのスマートフォンを製造し、国内市場で存在感を示した。 2010年、稲盛和夫は日本航空(JAL)の再建を引き受け、会長に就任。経営破綻したJALを再生させ、わずか2年で黒字化を達成した。この成功は、稲盛の経営手腕を世界に示すものとなった。 近年は、5G通信機器や自動車向けセラミック部品の開発に注力。また、医療機器事業も強化しており、人工関節やデンタルインプラントなど、高齢化社会に対応した製品を提供している。

主なグループ会社・関連会社

京セラコミュニケーションシステム:情報通信サービス(5G基地局、ネットワーク機器) 京セラドキュメントソリューションズ:複写機・プリンタ製造(オフィス向け複合機) AVX:電子部品メーカー(米国、コンデンサ・センサー製造) 京セラメディカル:医療機器製造(人工関節、デンタルインプラント) KDDI:通信事業(京セラ創業者・稲盛和夫が設立したDDIが前身)

最近の動向

5G通信機器:5G基地局やネットワーク機器の開発を強化し、通信事業を拡大している。 車載用セラミック:自動車のEV化に伴い、セラミック基板や車載カメラモジュールの需要が拡大している。 太陽電池事業:住宅用太陽光発電システムの販売を強化し、脱炭素社会に貢献している。 医療機器拡大:人工関節やデンタルインプラントの需要が高まっており、医療機器事業を強化している。

働く人のデータ

平均年齢
40歳
平均勤続年数
15.7年
平均年間給与
693万円

この企業を一言で表すと

ファインセラミックス技術を核に、電子部品から医療機器まで多様な事業を展開し、稲盛哲学で独自の経営を貫く企業。

リンク集

公式サイト:京セラ株式会社(https://www.kyocera.co.jp)