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栗田工業株式会社

基本情報

読み
くりたこうぎょう
上場区分
プライム市場
本社所在地
東京都中野区中野四丁目10番1号中野セントラルパークイースト
設立
1949年7月13日
業種
化学メーカー
資本金
134億5,000万円
売上高
4088億8800万円(2025年3月期)
従業員数
8,151名(連結)

事業内容・特徴

事業概要

栗田工業は、水処理のプロフェッショナル企業。工場や発電所で使われる水の浄化、排水処理、水質管理など、産業用水処理の分野で圧倒的なシェアを持つ。『水を究めて、社会に貢献する』という理念のもと、見えないところで日本の産業を支えている。水処理薬品の製造から、水処理設備の設計・施工、メンテナンスまで、水に関するあらゆるサービスを提供している。

業界での立ち位置

日本の産業用水処理分野において、トップクラスのシェアを持つ。製鉄所、化学工場、発電所など、大量の水を使用する産業施設の水処理を一手に担っている。水処理薬品だけでなく、設備やメンテナンスまで一貫して提供できる総合力が強みであり、他社の追随を許さない地位を築いている。

強み

1. 産業用水処理の分野で、薬品、設備、メンテナンスまで一貫して提供できる総合力がある。 2. 長年の実績により、大手製造業との強固な取引関係を構築している。 3. 水処理技術に関する豊富なノウハウと、高度な分析・診断能力を持っている。 4. 海外市場でも事業を展開しており、グローバルな水処理企業としての地位を確立している。

主なサービス・製品

水処理薬品:ボイラー薬品、冷却水処理薬品、排水処理薬品 水処理装置:純水製造装置、排水処理装置、超純水製造装置 メンテナンスサービス:水処理設備の保守・管理、水質分析

沿革

栗田工業の歴史は1949年7月13日、創業者の栗田誠一が東京で『栗田工業株式会社』を設立したことから始まる。戦後まもない日本では、工場の復興が急ピッチで進んでおり、産業用水の処理が大きな課題となっていた。 創業者の栗田誠一は、アメリカで水処理技術を学び、その知識を日本に持ち帰った。当時の日本には、産業用水処理の専門企業がほとんど存在せず、栗田工業はこの分野のパイオニアとなった。 1950年代、高度経済成長期に入ると、製鉄所や化学工場が次々と建設され、産業用水の需要が急増した。栗田工業は、こうした大型工場向けに、ボイラー用水の処理や、冷却水の管理サービスを提供し、急速に事業を拡大していった。 1961年、東京証券取引所の市場第二部に上場。1968年には市場第一部(現プライム市場)に昇格し、水処理業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立した。 1970年代に入ると、公害問題が社会的な関心事となった。工場からの排水による河川や海の汚染が深刻化し、排水処理の重要性が認識されるようになった。栗田工業は、排水処理技術の開発に力を入れ、環境保全に貢献する企業としての役割を果たした。 1980年代以降、電子産業の発展に伴い、半導体製造に使われる『超純水』の需要が急増した。半導体製造では、わずかな不純物も製品の品質に影響を与えるため、極めて高純度な水が必要とされた。栗田工業は、超純水製造装置の開発に成功し、半導体業界向けの事業を拡大した。 1990年代から2000年代にかけて、海外市場への展開を加速。中国、東南アジア、アメリカなどに拠点を設立し、日系企業の海外工場だけでなく、現地企業向けの水処理サービスも提供するようになった。 近年では、水資源の有効利用や、排水の再利用といった環境技術にも力を入れている。水不足が世界的な問題となる中、栗田工業の技術は、持続可能な水利用の実現に貢献している。 また、IoTやAIを活用した水処理管理システムの開発にも取り組んでおり、デジタル技術と水処理技術を融合させた新しいサービスを提供している。 75年以上にわたり、水処理一筋で歩んできた栗田工業。その歴史は、見えないところで日本の産業を支え続けてきた、技術者たちの誇りの物語だ。

主なグループ会社・関連会社

栗田エンジニアリング株式会社:水処理設備の設計・施工 クリタ・ケミカル製造株式会社:水処理薬品の製造 クリタ・アメリカ社:北米での水処理事業

最近の動向

デジタル水処理:IoTやAIを活用した水処理管理システムの開発を進めている(2024年)。 水再利用技術:工場排水を再利用する技術の開発に注力し、水資源の有効活用を推進している。 海外展開強化:アジア市場での事業拡大を図っている。

働く人のデータ

平均年齢
43.1歳
平均勤続年数
17年
平均年間給与
931万円

この企業を一言で表すと

水処理技術のプロフェッショナルとして、日本の産業を支え、環境保全に貢献し続ける企業。

リンク集

公式サイト:栗田工業株式会社(https://www.kurita.co.jp)