コクヨ株式会社
基本情報
- 読み
- こくよ
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 大阪府大阪市東成区大今里南六丁目1番1号
- 設立
- 1920年7月10日
- 業種
- 文具メーカー
- 資本金
- 158億4700万円
- 売上高
- 3388億3700万円(2024年12月期)
- 従業員数
- 7,647名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
コクヨは、日本を代表する文具・オフィス家具メーカー。「Campus(キャンパス)ノート」や「測量野帳」など、誰もが一度は使ったことがある文具を製造している。オフィス家具やオフィス空間のコンサルティングも手がけ、働く環境を総合的に提案する企業へと進化している。100年以上の歴史を持つ老舗企業だ。
業界での立ち位置
日本の文具・オフィス家具業界において、トップクラスのシェアと知名度を誇る。特にキャンパスノートは学生の定番文具として圧倒的な支持を得ており、ブランド力が非常に高い。近年は、単なる文具メーカーから、働き方を提案する「ワークスタイル企業」へと変革を進めている。
強み
1. キャンパスノートや測量野帳など、ロングセラー商品を数多く持ち、高いブランド力がある。 2. 文具だけでなく、オフィス家具やオフィス空間設計まで手がけることで、働く環境を総合的に提案できる。 3. 100年以上の歴史で培った製品開発力と品質管理ノウハウがある。 4. 全国に販売網を持ち、文具店、量販店、オンラインなど、多様な販売チャネルを確保している。
主なサービス・製品
文具・事務用品:ノート、ファイル、筆記具、接着剤 オフィス家具:デスク、チェア、収納家具 オフィス空間:オフィスレイアウト設計、空間デザイン デジタル文具:電子文具、アプリケーション
沿革
コクヨの歴史は1905年、創業者・黒田善太郎が大阪市で「黒田表紙店」という小さな店を開いたことから始まる。当初は、和帳(和綴じのノート)の表紙を製造・販売する事業だった。当時の日本では、まだ洋式ノートは普及しておらず、和帳が主流だった。 1917年、洋式ノートの製造を開始。西洋文化が急速に広まる中、洋式ノートの需要が高まると見越した黒田は、いち早く製造に乗り出した。これが、後のコクヨの文具事業の基盤となった。 1920年、法人組織として「黒田表紙店株式会社」を設立。その後、1961年に社名を「コクヨ株式会社」に変更した。社名の「コクヨ」は、創業者の名字「黒田」と、品質を意味する「誉れ」を組み合わせたものとされている。 1975年、コクヨのベストセラー商品「キャンパスノート」が誕生した。それまでのノートは、罫線が細く書きにくいという問題があった。キャンパスノートは、適度な幅の罫線と、滑らかな書き心地を実現し、学生を中心に爆発的にヒットした。以来、50年近くにわたり、学生の定番ノートとして愛され続けている。 1980年代、オフィス家具事業に本格参入。デスクやチェア、収納家具など、オフィスで使われる家具の製造・販売を開始した。文具とオフィス家具を組み合わせることで、働く環境を総合的に提案できるようになった。 2000年代、オフィス空間のコンサルティング事業を強化。単に家具を売るだけでなく、企業の働き方に合わせたオフィスレイアウトを設計し、空間づくりを支援するビジネスモデルを確立した。 2010年代、働き方改革の流れを受け、「ワークスタイル研究所」を設立。コミュニケーションを促進するオープンオフィスや、集中作業に適した個室ブースなど、新しい働き方に対応したオフィス空間を提案している。 近年は、デジタル化にも対応。スマートフォンと連携する電子文具や、手書きメモをデジタル化するアプリなど、アナログとデジタルを融合させた製品開発を進めている。 2020年、創業115周年を迎えた。コロナ禍でテレワークが普及すると、自宅での仕事環境を整える商品が注目され、家庭用デスクやチェアの需要が高まった。コクヨは、この変化に対応し、在宅ワーク向けの製品ラインナップを拡充している。 和帳の表紙作りから始まり、今や働き方そのものを提案する企業へと進化したコクヨ。その歴史は、日本の働き方の変遷とともにある。
主なグループ会社・関連会社
コクヨマーケティング株式会社:文具販売 コクヨファニチャー株式会社:オフィス家具製造 コクヨ工業滋賀株式会社:文具製造 KOKUYO International Co., Ltd.:海外事業
最近の動向
ハイブリッドワーク対応:在宅勤務とオフィス勤務を組み合わせた働き方に対応したオフィス家具やレイアウト提案が好調(2024年~)。 デジタル文具拡充:手書きメモをデジタル化する「CamiApp」シリーズなど、デジタル文具の開発を強化している。 サステナビリティ推進:再生紙を使ったノートや、長く使える家具の開発など、環境配慮型製品を拡充している。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 42.3歳
- 平均勤続年数
- 16.4年
- 平均年間給与
- 782万円
この企業を一言で表すと
キャンパスノートで知られる日本を代表する文具・オフィス家具メーカーで、働く環境を総合的に提案するワークスタイル企業。