KOKUSAI ELECTRIC
基本情報
- 読み
- こくさいえれくとりっく
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目4番地oak神田鍛冶町5階
- 設立
- 2017年2月2日
- 業種
- 電子機器メーカー
- 資本金
- 141億3800万円
- 売上高
- 2389億3300万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 2,540名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
KOKUSAI ELECTRICは半導体製造装置の開発、製造、販売、保守サービスをグローバルに展開する企業です。元々は日立国際電気の事業部門でしたが、2017年に独立し、2023年10月に東京証券取引所プライム市場に上場しました。シリコンウェーハ上に薄い膜を形成する「成膜」という工程で使われる装置を専門とし、特に一度に多数のウェーハを処理できるバッチ式成膜装置の分野で世界トップクラスのシェアを誇ります。
業界での立ち位置
半導体製造における成膜工程のリーディングカンパニーで、特にバッチ式成膜装置、中でもALD(原子層堆積)装置では世界シェアNo.1(約70%)を確立しています。AI、データセンター、次世代通信規格(5G/6G)などの成長分野に不可欠な高性能半導体の製造を支えており、半導体市場の拡大とともに今後の需要増が期待されています。
強み
複数のウェーハを一度に処理できる「バッチ成膜技術」と、原子レベルで膜を一層ずつ積み重ねる精密な「ALD技術」を融合させた独自の技術により、高品質な膜を高い生産性で形成することを可能にしています。売上の約7割が装置の販売、約3割が既存顧客へのメンテナンスや部品販売などのサービス事業で、このサービス事業が安定した収益基盤となっています。半導体構造が平面的(2D)から立体的(3D)になるにつれて、より多くの成膜工程が必要となるため、同社の技術と製品への需要はますます高まっています。
主なサービス・製品
主力製品は成膜プロセス装置で、特にバッチ成膜装置は一度に最大150枚のウェーハを処理でき、生産性が非常に高いのが特徴です。トリートメント(膜質改善)装置は成膜した後にプラズマや熱を加えて膜の品質をさらに向上させるための装置です。アフターサービスとして、納入した装置のメンテナンス、修理、改造、部品販売など、顧客を継続的にサポートするサービスを提供し、安定した収益源としています。
主なグループ会社・関連会社
国内グループ会社として株式会社国際電気セミコンダクターサービスがあります。海外グループ会社として、韓国のKokusai Electric Korea Co., Ltd.、中国のKE Semiconductor Equipment (Shanghai) Co., Ltd.、シンガポールのKokusai Semiconductor Singapore Pte. Ltd.、アメリカのKokusai Semiconductor Equipment Corporation、ドイツのKokusai Semiconductor Europe GmbHなど、世界中の主要な半導体製造拠点に営業・サービス体制を構築しています。
最近の動向
2025年3月期の連結決算では、半導体市場の回復を背景に売上高・営業利益ともに大幅な増収増益を達成しました。2024年9月には富山県砺波市に新たな生産拠点「砺波製造センター」を竣工し、生産能力の増強を図っています。また、米国にもデモセンターを新設し、顧客サポート体制を強化する予定です。技術面では、SiC(炭化ケイ素)パワー半導体向けの新しい成膜技術を開発し、次世代半導体製造への対応を進めています。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 44.5歳
- 平均勤続年数
- 19.7年
- 平均年間給与
- 862万円
この企業を一言で表すと
KOKUSAI ELECTRICはバッチ式成膜装置とALD技術で世界トップシェアを誇る半導体製造装置メーカーとして、AI・データセンター需要の拡大を背景に積極的な設備投資と技術開発を進め、持続的な成長を実現しています。