カゴメ株式会社
基本情報
- 読み
- かごめ
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 名古屋本社:愛知県名古屋市中区錦3丁目14番15号、東京本社:東京都中央区日本橋浜町3丁目21番1号日本橋浜町Fタワー
- 設立
- 1949年8月1日
- 業種
- 食品・飲料メーカー
- 資本金
- 199億8,500万円
- 売上高
- 3068億6900万円(2024年12月期)
- 従業員数
- 3,184名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
カゴメは、トマトケチャップやトマトジュースで知られる食品メーカー。「トマトの会社」として、トマトを中心とした野菜加工食品の製造・販売を手がけている。「自然を、おいしく、楽しく。」をコーポレートスローガンに掲げ、野菜の力で人々の健康をサポートすることを使命としている。
業界での立ち位置
日本のトマト加工食品市場において圧倒的なシェアを持つトップメーカー。「カゴメトマトケチャップ」「カゴメトマトジュース」は国民的ブランドとして広く親しまれており、野菜飲料市場でも高いシェアを誇る。
強み
1. トマトの栽培から加工、商品開発まで一貫して手がける「トマトのプロフェッショナル」として、圧倒的な技術とノウハウを持っている。 2. 「野菜生活100」「野菜一日これ一本」など、健康志向の高まりに応える商品開発力がある。 3. トマトの品種改良や栽培技術の研究開発に長年注力し、高品質なトマトを安定供給できる体制を築いている。 4. BtoC向けの家庭用商品だけでなく、外食産業向けの業務用製品でも高いシェアを持っている。
主なサービス・製品
トマト加工品:トマトケチャップ、トマトジュース、トマトソース、トマトピューレ 野菜飲料:野菜生活100、野菜一日これ一本、野菜ジュース 食品:カゴメソース、パスタソース、スープ 業務用製品:レストラン・給食向けのトマト加工品
沿革
カゴメの歴史は1899年、創業者・蟹江一太郎が愛知県東海市で始めたトマト栽培に始まる。当時、トマトは日本ではまだ珍しい野菜で、「赤茄子」と呼ばれていた。一太郎は、アメリカから持ち帰ったトマトの種を栽培し、日本でのトマト普及に挑戦した。 1908年、蟹江一太郎はトマトの加工事業を開始。トマトソースやトマトピューレの製造を始めた。当時の日本では洋食文化がまだ一般的ではなく、トマト製品の需要は限られていたが、一太郎は将来性を信じて事業を続けた。 1933年、社名を「カゴメ株式会社」とした。社名の由来は、トマトの実がかご目模様に並ぶ様子から名付けられたという説と、創業地である愛知県の地名「籠目」から取ったという説がある。 戦後、日本に洋食文化が広まる中、カゴメのトマトケチャップは家庭の食卓に欠かせない調味料となった。1960年代には、テレビCMでの積極的な広告展開により、「カゴメトマトケチャップ」は国民的ブランドとしての地位を確立した。 1970年代には、トマトジュースの販売を本格化。健康志向の高まりとともに、野菜ジュース市場が拡大していった。1980年代には「野菜生活100」シリーズを発売。野菜と果物を組み合わせた飲みやすいジュースは、野菜嫌いの子供にも受け入れられ、大ヒット商品となった。 1995年には、トマトの機能性成分「リコピン」に注目し、健康効果をアピールしたマーケティングを展開。トマトが持つ抗酸化作用や生活習慣病予防効果が科学的に証明されるにつれ、カゴメの野菜飲料はさらに健康志向の消費者から支持を集めた。 2000年代以降は、高齢者向けの健康食品や介護食品の開発にも注力。野菜の力で健康寿命の延伸をサポートする製品ラインナップを拡充している。 近年は、持続可能な農業への取り組みも強化。契約農家との連携により、環境に配慮したトマト栽培を推進している。また、食品ロス削減のため、規格外トマトを活用した商品開発にも取り組んでいる。 創業から120年以上、一貫してトマトと向き合い続けてきたカゴメ。「トマトの会社」としての誇りを持ち、これからも野菜の力で人々の健康を支えていく。
主なグループ会社・関連会社
カゴメアクシス株式会社:物流・倉庫管理 カゴメ健康保険組合:従業員の健康管理 カゴメ共栄会:契約農家との協力組織
最近の動向
健康食品事業強化:高齢者向けの栄養補助食品や介護食品の開発を強化している。 持続可能な農業推進:環境負荷の少ないトマト栽培技術の開発と普及に取り組んでいる。 機能性表示食品拡充:リコピンやGABAなどの機能性成分を前面に出した商品開発を進めている。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 42.1歳
- 平均勤続年数
- 17.7年
- 平均年間給与
- 891万円
この企業を一言で表すと
トマトを中心とした野菜加工食品で国民的ブランドを築き、野菜の力で人々の健康をサポートし続ける食品メーカー。