日本たばこ産業株式会社
基本情報
- 読み
- にほんたばこさんぎょう
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都港区虎ノ門四丁目1番1号(神谷町トラストタワー27階)
- 設立
- 1985年4月1日
- 業種
- 嗜好品メーカー
- 資本金
- 1000億円
- 売上高
- 3兆1497億円(2024年12月期)
- 従業員数
- 53,593名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
日本たばこ産業(JT)は、たばこ、医薬品、加工食品の製造・販売を手がける企業。「メビウス」「セブンスター」などのたばこブランドで知られるほか、冷凍食品「テーブルマーク」などの食品事業も展開している。
業界での立ち位置
日本国内のたばこ市場でシェア約60%を持つトップ企業。また、世界でもたばこ販売量で第3位に位置する。
強み
1. 国内たばこ市場で圧倒的なシェアを持ち、「メビウス」「セブンスター」「ピアニッシモ」などの人気ブランドを持つ。 2. 海外たばこ事業に強く、世界130カ国以上でたばこを販売している。特にロシア、イギリス、トルコなどで高いシェアを持つ。 3. 加熱式たばこ「Ploom」シリーズを展開し、次世代たばこ市場でシェアを拡大している。 4. 冷凍食品「テーブルマーク」ブランドで、うどんや米飯製品を販売している。
主なサービス・製品
国内たばこ:メビウス、セブンスター、ピアニッシモ、ウィンストン 海外たばこ:Winston、Camel、LD、Mevius 加熱式たばこ:Ploom X、Ploom TECH 加工食品:テーブルマーク(冷凍うどん、冷凍米飯) 医薬品:抗HIV薬、抗C型肝炎薬
沿革
日本たばこ産業(JT)は、1985年4月1日、日本専売公社が民営化されて設立された。江戸時代から明治時代にかけて、たばこは民間で製造・販売されていたが、1904年、政府が専売制度を導入。たばこの製造・販売は専売公社が独占するようになった。 1985年、専売公社は「日本たばこ産業株式会社」として民営化され、株式会社となった。ただし、政府が株式の50%以上を保有する特殊会社として設立され、現在も財務大臣が筆頭株主となっている。 民営化後、JTは積極的に事業を多角化。1988年には加工食品事業に参入し、「テーブルマーク」ブランドで冷凍うどんや米飯製品を販売し始めた。また、1998年には医薬品事業にも参入し、抗HIV薬や抗がん剤の開発を開始した。 1999年、JTはアメリカのRJRナビスコからたばこ事業を買収。これにより、「Winston」「Camel」などの国際ブランドを獲得し、グローバル市場への進出を果たした。さらに、2007年にはイギリスのギャラハーを買収し、欧州市場での地位を確立した。 2000年代以降、世界的に喫煙規制が強化され、たばこの販売量は減少傾向にある。JTは加熱式たばこ「Ploom」シリーズを開発し、次世代たばこ市場に参入。紙巻きたばこからの移行を進めている。 2020年代、JTはロシア事業の売却を検討するなど、海外事業の再編を進めている。また、ESG(環境・社会・ガバナンス)への対応として、脱プラスチックや省エネルギー化を推進している。
主なグループ会社・関連会社
JTインターナショナル:海外たばこ事業 テーブルマーク:冷凍食品事業 鳥居薬品:医薬品事業
最近の動向
加熱式たばこ拡大:Ploom Xを中心に、加熱式たばこのシェア拡大を目指している。 ロシア事業:ロシアでの事業継続について検討しており、事業売却の可能性も報じられている。 ESG推進:脱プラスチック、CO2削減、森林保護など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化している。 医薬品開発:抗HIV薬や抗がん剤の開発を進めており、創薬事業を拡大している。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 41.3歳
- 平均勤続年数
- 15年
- 平均年間給与
- 951万円
この企業を一言で表すと
国内たばこ市場でトップシェアを持ち、世界130カ国以上でたばこを販売するグローバル企業。