JKホールディングス
基本情報
- 読み
- じぇいけいほーるでぃんぐす
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都江東区新木場1-7-22
- 設立
- 1937年10月
- 業種
- 紙・パルプメーカー
- 資本金
- 26億円
- 売上高
- 3932億5800万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 3,442名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
JKホールディングスは、段ボール原紙や白板紙を製造する製紙メーカーの持株会社。傘下の日本製紙クレシア、川之江造機、大石産業などを通じて、紙・板紙の製造から段ボール製造機械の開発、古紙回収まで、紙のライフサイクル全体に関わる事業を展開している。
業界での立ち位置
段ボール原紙や白板紙といった包装用紙の分野で高いシェアを持ち、特に食品や日用品のパッケージに使われる白板紙では国内トップクラスの生産量を誇る。古紙を原料としたリサイクル製紙に強みがあり、環境に配慮した製紙メーカーとして知られる。
強み
1. 古紙を原料とした製紙技術に優れ、環境負荷の低い製品づくりを実現している。 2. 段ボール原紙から白板紙まで幅広い製品ラインナップを持ち、多様な顧客ニーズに対応できる。 3. 川之江造機という段ボール製造機械メーカーを傘下に持ち、製紙から機械製造まで一貫したサービスを提供できる。 4. 古紙回収から製紙までのリサイクルシステムを構築し、循環型社会の実現に貢献している。
主なサービス・製品
段ボール原紙:物流・梱包用 白板紙:食品・日用品パッケージ用 チップボール:工業資材用 段ボール製造機械:製造装置
沿革
JKホールディングスの前身となる企業は、1937年に創業された。戦前の日本では、紙は貴重な資源であり、古紙を再利用する技術が重要視されていた。同社は早くから古紙を原料とした板紙製造に取り組み、資源を無駄にしない製紙技術を磨いていった。 戦後、日本経済が復興期に入ると、包装材料としての段ボールや板紙の需要が急増した。高度経済成長期には、食品や家電製品の流通が活発化し、梱包資材としての段ボール需要が爆発的に伸びた。同社もこの波に乗り、段ボール原紙や白板紙の生産を拡大していった。 1970年代以降、環境問題が社会的な関心を集めるようになると、古紙リサイクルの重要性が再認識された。同社は古紙回収システムを強化し、リサイクル製紙のパイオニアとしての地位を確立していった。 2000年代に入ると、事業の多角化と効率化を目指し、持株会社体制に移行。JKホールディングスを設立し、傘下に日本クラフト紙工業(後の日本製紙クレシア)、川之江造機、大石産業などを配置する体制を整えた。 2010年代には、インターネット通販の急拡大により、段ボール需要が再び急増。特にAmazonや楽天などのECサイトの成長に伴い、宅配用段ボールの需要が飛躍的に伸びた。JKホールディングスもこの需要を取り込み、業績を伸ばしていった。 近年では、プラスチック削減の流れから、紙製パッケージへの回帰が進んでおり、環境に優しい素材として紙の価値が再評価されている。JKホールディングスは長年培ってきたリサイクル技術を武器に、持続可能な社会の実現に貢献し続けている。 地味な存在ながら、物流や食品包装の世界で欠かせない役割を果たすJKホールディングス。循環型社会の実現という使命を胸に、これからも紙のリサイクルを支え続けていく。
主なグループ会社・関連会社
日本製紙クレシア株式会社:紙製品製造 川之江造機株式会社:段ボール製造機械メーカー 大石産業株式会社:古紙回収・リサイクル
最近の動向
EC需要拡大:インターネット通販の成長により、宅配用段ボール需要が増加し、増産体制を強化している。 環境対応:プラスチック削減の流れから紙製パッケージへのシフトが進み、白板紙の需要が拡大している。 リサイクル強化:古紙回収システムを拡充し、循環型社会の実現に向けた取り組みを加速している。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 41.83歳
- 平均勤続年数
- 14.92年
- 平均年間給与
- 673万円
この企業を一言で表すと
段ボール原紙や白板紙を製造する製紙メーカーで、古紙リサイクルに強みを持ち、環境に配慮した事業を展開する企業。