電源開発株式会社(J-POWER)
基本情報
- 読み
- でんげんかいはつ
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都中央区銀座六丁目15番1号
- 設立
- 1952年9月16日
- 業種
- 電力
- 資本金
- 1805億200万円
- 売上高
- 1兆3166億円(2025年3月期)
- 従業員数
- 7,127名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
電源開発(J-POWER)は、水力発電と石炭火力発電を中心に電力を供給する電力会社。全国の電力会社に電力を卸売りしている。再生可能エネルギーや海外での発電事業も手がける。
業界での立ち位置
日本最大の卸電力会社。水力発電では国内トップクラスの設備容量を持つ。石炭火力発電も多く保有しているが、脱炭素化に向けて再生可能エネルギーへの転換を進めている。
強み
1. 全国に87箇所の水力発電所を保有し、安定的な電力供給を行っている。 2. 大規模な石炭火力発電所を運営し、ベースロード電源として電力の安定供給に貢献している。 3. 洋上風力発電や地熱発電など、再生可能エネルギーの開発を積極的に進めている。 4. 海外でも発電事業を展開しており、アジア、中東、米国などで電力プロジェクトに参画している。
主なサービス・製品
水力発電:ダム式発電、揚水式発電 火力発電:石炭火力、LNG火力 再生可能エネルギー:洋上風力、陸上風力、地熱、バイオマス 送電事業:高圧送電線の運営 海外発電事業:アジア、中東、米国での発電プロジェクト
沿革
電源開発は、1952年9月16日、戦後の電力不足を解消するため、政府出資の特殊会社として設立された。当時、日本は深刻な電力不足に悩まされており、大規模な発電所の建設が急務だった。 1950年代から1960年代にかけて、全国各地に大規模な水力発電所を建設。佐久間ダム(1956年)、奥只見ダム(1960年)、田子倉ダム(1961年)など、日本を代表するダムを次々と完成させた。これらのダムは、高度経済成長期の電力需要を支え、日本の経済発展に大きく貢献した。 1970年代以降、石炭火力発電所の建設に着手。磯子火力発電所(神奈川県)、竹原火力発電所(広島県)などの大規模石炭火力発電所を建設し、安定的な電力供給を実現した。 2004年10月1日、電源開発は完全民営化され、東京証券取引所に上場。政府出資の特殊会社から民間企業へと転換した。 2010年代以降、再生可能エネルギー事業を強化。洋上風力発電、地熱発電、バイオマス発電など、脱炭素化に向けた取り組みを加速している。特に洋上風力発電では、北海道や東北地方で大規模プロジェクトを推進している。 海外事業も拡大しており、タイ、フィリピン、米国などで発電所の建設・運営に参画している。
主なグループ会社・関連会社
J-POWERビジネスサービス:事務支援、施設管理 J-POWERハイテック:発電設備の保守・点検 J-POWERジェネレーションサービス:発電所の運転・保守 J-POWER USA Development:米国での発電事業 J-POWERアジア・パシフィック:アジア・太平洋地域での発電事業
最近の動向
洋上風力発電:北海道や東北地方で大規模洋上風力発電プロジェクトを推進している。 脱炭素化:石炭火力発電の削減とアンモニア混焼技術の開発を進めている。 地熱発電:北海道や東北地方で地熱発電所の開発を進めている。 海外事業拡大:アジアや米国での発電プロジェクトに参画している。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 41.4歳
- 平均勤続年数
- 18.6年
- 平均年間給与
- 1117万円
この企業を一言で表すと
水力発電と石炭火力で日本の電力を支える卸電力会社。洋上風力など再生可能エネルギーへの転換を進めている。