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伊藤園

基本情報

読み
いとうえん
上場区分
プライム市場
本社所在地
東京都渋谷区本町三丁目47番10号
設立
1966年8月22日
業種
食品・飲料メーカー
資本金
199億1200万円(2025年4月期)
売上高
4727億1600万円(2025年4月期)
従業員数
7916人

事業内容・特徴

事業概要

伊藤園は、緑茶飲料をはじめとする飲料メーカー。『お~いお茶』『健康ミネラルむぎ茶』『野菜生活100』などのヒット商品を持ち、特に緑茶飲料市場では圧倒的なシェアを誇る。茶葉の栽培から製造、販売までを一貫して手がける独自のビジネスモデルで、高品質な飲料を提供している。『お茶で人と人をつなぐ』を企業理念に掲げ、日本の茶文化を現代に継承している。

業界での立ち位置

伊藤園は、日本の緑茶飲料市場において圧倒的なトップシェアを持つリーディングカンパニー。『お~いお茶』は緑茶飲料カテゴリーで不動の1位を維持し、市場シェアは約50%に達する。飲料業界全体では、コカ・コーラやサントリーなどの巨大企業に次ぐ規模だが、緑茶という独自カテゴリーにおいては圧倒的な強さを誇る。また、自社で茶畑を持ち、栽培から販売まで一貫して行う『茶産地育成事業』という独自のビジネスモデルを確立している。

強み

最大の強みは、『お~いお茶』という圧倒的なブランド力。1985年の発売以来、緑茶飲料市場を切り開き、定番商品としての地位を確立してきた。また、茶葉の栽培から製造まで自社で手がけることで、品質管理を徹底し、安定供給を実現している。契約農家と協力して茶畑を育成する『茶産地育成事業』は、日本の茶産地を支える社会的意義も大きい。さらに、独自のルートセールス体制により、コンビニやスーパーだけでなく、自動販売機での販売にも強みを持つ。

主なサービス・製品

主力商品は『お~いお茶』シリーズで、緑茶、濃い茶、ほうじ茶、玄米茶など多様なラインナップを展開。このほか、『健康ミネラルむぎ茶』『1日分の野菜』『充実野菜』『TULLY'S COFFEE』などのブランドも人気。リーフ茶では『おーいお茶 宇治抹茶入り緑茶』などを販売している。近年では、機能性表示食品やカフェインゼロ商品など、健康志向の商品開発にも注力している。

沿革

伊藤園の歴史は、1966年に創業者の本庄正則が『フロンティア製茶』を設立したことに始まる。当初はお茶の販売を手がけていたが、1969年に世界初の缶入りウーロン茶を発売し、飲料メーカーとしての道を歩み始めた。1985年、世界初の緑茶飲料『缶入り煎茶』を発売。これが後の『お~いお茶』へと発展する。当時、お茶は急須で淹れるものという常識があり、ペットボトル入りの緑茶は『邪道』とさえ言われたが、利便性と品質の高さで徐々に市場に浸透していった。1989年には社名を『株式会社伊藤園』に変更。1990年代には『お~いお茶』がペットボトル版も発売され、爆発的なヒット商品となった。1996年には東証一部に上場を果たし、企業規模を拡大。2000年代には、『1日分の野菜』などの野菜飲料や、『TULLY'S COFFEE』などのコーヒー飲料にも進出し、商品ラインナップを多様化させた。2000年代半ばからは、自社で茶畑を育成する『茶産地育成事業』を本格化。契約農家と協力して茶産地を支援し、高品質な国産茶葉の安定調達を実現した。近年では、海外展開も加速しており、北米やアジアで緑茶飲料の販売を拡大。日本の茶文化を世界に広める役割も担っている。また、健康志向の高まりに対応し、機能性表示食品やカフェインゼロ商品の開発にも注力している。

主なグループ会社・関連会社

主なグループ会社には、伊藤園産業(茶葉加工・販売)、沖縄伊藤園(沖縄での販売)、ITO EN(North America)INC.(北米での製造・販売)などがある。また、タリーズコーヒージャパンとの提携により、コーヒー飲料事業も展開している。

最近の動向

2023年には、茶殻を再利用した紙製飲料容器の開発を発表し、サーキュラーエコノミーへの取り組みを加速している。2024年には、有機栽培茶葉を使用した新商品を発売し、オーガニック志向の消費者ニーズに対応している。また、海外市場での販売拡大にも注力しており、北米やアジアでの認知度向上を目指している。さらに、茶産地育成事業を拡大し、国内の茶農家支援を強化している。

働く人のデータ

平均年齢
42.4歳
平均勤続年数
18.5年
平均年間給与
682万円

この企業を一言で表すと

『お~いお茶』で緑茶飲料市場トップシェアを誇る、茶葉栽培から販売まで一貫して手がける飲料メーカー。

リンク集

公式サイト:伊藤園(https://www.itoen.co.jp/)