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因幡電機産業株式会社

基本情報

読み
いなばでんきさんぎょう
上場区分
プライム市場
本社所在地
大阪府大阪市西区立売堀四丁目11番14号
設立
1949年5月27日
業種
卸売業
資本金
145億2,900万円
売上高
3840億1200万円(2025年3月期)
従業員数
2,184名(連結)

事業内容・特徴

事業概要

因幡電機産業は、空調設備機器や電設資材を扱う専門商社。エアコン工事に使う配管材料や電気工事に必要な部材を、全国の設備工事会社や電気工事店に供給している。見えないところで建物の空調・電気設備を支える存在。

業界での立ち位置

空調設備機器の卸売では国内トップクラスのシェアを持ち、特にエアコン配管材料「因幡電工」ブランドは業界で高い知名度を誇る。全国に物流拠点を展開し、迅速な配送体制を構築している点が強み。

強み

1. エアコン配管材料の製造から卸売までを一貫して行い、高品質な製品を安定供給できる体制を持つ。 2. 全国約200カ所の拠点網により、地方の小規模工事店にも迅速に商品を届けられる物流力がある。 3. 建築・設備業界との深い関係性を築いており、市場の動向をいち早く捉えた商品提案ができる。 4. 自社開発製品「因幡電工」ブランドの配管材料が高いシェアを持ち、安定した収益源となっている。

主なサービス・製品

空調設備機器:エアコン、空調関連機器 空調配管材料:因幡電工ブランドの配管カバー、断熱材 電設資材:電線、配線器具、照明器具 住宅設備機器:給湯器、換気扇

沿革

因幡電機産業の歴史は1949年、大阪で因幡電機商会として創業したことから始まる。戦後の復興期、建築需要が急増する中、電気設備資材の卸売業として事業をスタートさせた。 1960年代、高度経済成長期に入ると、日本中で住宅やビルの建設ラッシュが起きた。この時期、エアコンが急速に普及し始め、空調設備工事の需要が爆発的に伸びた。因幡電機産業はこの波に乗り、空調設備機器の卸売に注力し始めた。 1970年代には、単なる卸売業から一歩進んで、エアコン配管材料の自社開発に乗り出した。工事現場で使いやすく、施工効率が上がる配管カバーや断熱材を開発し、「因幡電工」ブランドとして販売を開始。この製品が工事店から高い評価を受け、市場シェアを急速に拡大していった。 1980年代には全国展開を加速。各地に物流拠点を設け、翌日配送体制を構築した。地方の小規模な電気工事店でも、電話一本で翌日には必要な資材が届くという利便性が、顧客の支持を集めた。 1990年、大阪証券取引所第二部に上場。その後、第一部への指定替えを果たし、資金調達力を強化した。この資金をもとに、全国の物流拠点をさらに拡充していった。 2000年代以降は、省エネエアコンの普及や建築物の高気密化に伴い、より高性能な配管材料が求められるようになった。因幡電機産業は技術開発に力を入れ、断熱性能の高い配管カバーや、施工が簡単な新製品を次々と投入。業界のニーズに的確に応えていった。 2010年代には、再生可能エネルギー関連の電設資材も取扱商品に加え、太陽光発電設備の工事に必要な部材の供給も開始。時代の変化に合わせて事業領域を広げていった。 近年では、デジタル化にも対応し、オンライン受発注システムを整備。工事店が必要な時に必要な商品を素早く注文できる仕組みを構築している。 地味な存在ながら、建築物の快適な空調環境を陰で支える因幡電機産業。その物流力と製品開発力は、これからも業界に欠かせない存在であり続けるだろう。

主なグループ会社・関連会社

因幡電工株式会社:配管材料の製造 イナバボディ株式会社:物流車両の架装

最近の動向

省エネ対応:高断熱性能を持つ配管材料の新製品を投入し、省エネエアコンの性能を最大限に引き出す製品ラインナップを強化している。 物流DX:AIを活用した在庫管理システムを導入し、欠品を防ぎながら在庫を最適化している。 リフォーム需要:住宅のリフォーム・リノベーション需要の増加に伴い、既存住宅向けの空調設備更新が活発化している。

働く人のデータ

平均年齢
37.9歳
平均勤続年数
13.4年
平均年間給与
914万円

この企業を一言で表すと

空調設備機器や電設資材を扱う専門商社で、自社ブランド「因幡電工」の配管材料で高いシェアを持つ企業。

リンク集

公式サイト:因幡電機産業株式会社(https://www.inaba.co.jp)