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本田技研工業株式会社

基本情報

読み
ほんだぎけんこうぎょう
上場区分
プライム市場
本社所在地
東京都港区虎ノ門二丁目2番3号 虎ノ門アルセアタワー
設立
1948年9月24日
業種
自動車メーカー
資本金
860億6700万円
売上高
21兆6887億円(2025年3月期)
従業員数
194,173名(連結)

事業内容・特徴

事業概要

本田技研工業は、二輪車、四輪車、航空機エンジン、汎用製品(発電機、耕うん機、芝刈機など)を製造・販売する輸送機器メーカー。世界中で「Honda」ブランドを展開し、特に二輪車では世界トップシェアを誇る。

業界での立ち位置

二輪車(バイク・スクーター)の販売台数で世界第1位。四輪車でも日本国内第2位、世界でもトップクラスの販売台数を持つ。エンジン技術に強みを持ち、F1などモータースポーツでも高い実績を残している。

強み

1. エンジン技術が極めて高く、小型から大型まで幅広いエンジンを開発できる技術力がある。F1で何度も優勝しており、レース技術を市販車にも応用している。 2. 二輪車で世界シェア1位を持ち、「スーパーカブ」は累計生産1億台を超える世界的ベストセラーになっている。 3. 独立独歩の社風があり、他社との資本提携を避けて独自路線を貫いている。創業者・本田宗一郎の「やってみもせんで、何がわかる」という精神が今も受け継がれている。 4. 航空機事業にも進出し、小型ビジネスジェット「ホンダジェット」を開発・販売している。

主なサービス・製品

四輪車:フィット、シビック、アコード、ヴェゼル、N-BOX、ステップワゴンなど 二輪車:スーパーカブ、CB、PCX、ゴールドウイングなど 汎用製品:発電機、耕うん機、芝刈機、除雪機、船外機 航空機:HondaJet(小型ビジネスジェット)

沿革

本田技研工業の創業者・本田宗一郎は、1922年、15歳で自動車修理工場「アート商会」に丁稚奉公に出た。独学で技術を学び、1928年に独立して「アート商会浜松支店」を開業。ここで自動車修理と部品製造を手がけ、技術力を磨いた。 1946年、戦後の混乱期に「本田技術研究所」を設立。旧陸軍の無線機用小型エンジンを自転車に取り付けた「バタバタ」を作り、これが大ヒット。1948年9月24日に「本田技研工業株式会社」を設立し、本格的にオートバイ製造を開始した。 1952年、「カブF型」を発売すると爆発的にヒット。しかし本田宗一郎は満足せず、1954年に「マン島TTレースに挑戦する」と宣言。当時の日本のバイク技術は欧州に遠く及ばなかったが、1961年、ついにマン島TTレースで1位から5位を独占する快挙を達成した。 1958年には「スーパーカブ」を発売。「そば屋の出前でも使える、誰でも乗れるバイク」をコンセプトに開発され、世界中で愛される大ベストセラーとなった。2017年には累計生産1億台を突破している。 1963年、四輪車市場に参入。軽トラック「T360」と小型スポーツカー「S500」を発売した。通産省(現・経済産業省)は「これ以上自動車メーカーが増えると国際競争力が落ちる」として反対したが、本田宗一郎は「バイクで培った技術で必ず成功する」と信じ、独自路線を貫いた。 1970年代、アメリカで排ガス規制「マスキー法」が制定されると、多くのメーカーが「達成不可能」と諦めた。しかしホンダは「CVCC」という新エンジン技術を開発し、世界で初めてマスキー法をクリア。この成功で世界的な信頼を獲得した。 1980年代には「シビック」「アコード」がアメリカで大ヒット。1986年には高級車ブランド「アキュラ」を立ち上げ、北米市場で成功を収めた。 1990年代、本田宗一郎の後継者たちは「夢の実現」として、二足歩行ロボット「ASIMO」を開発。2000年に発表されると、世界中で驚きをもって迎えられた。 2000年代以降、ハイブリッド車「インサイト」を1999年に発売(トヨタ・プリウスと同時期)。また、2015年には小型ビジネスジェット「ホンダジェット」の販売を開始し、航空機業界にも進出した。 近年は電動化戦略を加速しており、2040年までに新車販売をすべてEVまたは燃料電池車にする目標を掲げている。また、ソニーグループと合弁会社「ソニー・ホンダモビリティ」を設立し、次世代EV開発に取り組んでいる。

主なグループ会社・関連会社

ホンダモビリティソリューションズ:カーシェアリングなどモビリティサービス ホンダファイナンス:自動車ローン、リース事業 八千代工業:自動車部品メーカー(燃料タンクなど) ショーワ:二輪・四輪用サスペンション製造 ケーヒン:エンジン制御システム製造

最近の動向

EV戦略:2030年までに30車種のEVを投入し、年間200万台以上のEV販売を目指すと発表した(2023年)。 ソニーとの提携:ソニーグループと合弁会社を設立し、2026年にEV「AFEELA」を発売予定。 GM(ゼネラルモーターズ)との協業:北米向けEVの共同開発を進めており、GMの電動化プラットフォームを活用する。 F1復帰:2026年からF1にエンジンサプライヤーとして復帰することを発表した。

働く人のデータ

平均年齢
44.5歳
平均勤続年数
21.3年
平均年間給与
895万円

この企業を一言で表すと

二輪車世界シェア1位を誇り、エンジン技術と独創的なチャレンジ精神で輸送機器業界に革新をもたらし続ける企業。

リンク集

公式サイト:本田技研工業株式会社(https://www.honda.co.jp)