ハイレックスコーポレーション
基本情報
- 読み
- はいれっくすこーぽれーしょん
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 兵庫県宝塚市栄町一丁目12番28号
- 設立
- 1946年11月
- 業種
- 自動車部品メーカー
- 資本金
- 56億5,700万円
- 売上高
- 3083億8200万円(2024年10月期)
- 従業員数
- 12,092名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
ハイレックスコーポレーションは、自動車用コントロールケーブルやウインドレギュレーターなど、自動車の操作系部品を製造する専門メーカー。窓の開閉やシフトレバーの操作など、ドライバーの意思を車に伝える重要な部品を通じて、快適なドライブを支えている。ニッチな分野で世界トップクラスのシェアを持つ、グローバルニッチ企業の代表格だ。
業界での立ち位置
自動車用コントロールケーブルとウインドレギュレーター(窓の開閉機構)の分野で世界トップクラスのシェアを持つ。日本だけでなく、アジア、北米、欧州に生産拠点を展開し、世界中の自動車メーカーに製品を供給している。
強み
1. 自動車用コントロールケーブルという特定分野に集中し、高い技術力と品質で世界市場を席巻している。 2. 世界各国に生産拠点を持ち、顧客である自動車メーカーの近くで製品を供給できる体制を構築している。 3. 自動車の電動化が進む中でも、パワーウインドウスイッチなど、電動化に対応した新製品を開発し続けている。 4. 自動車部品という安定した需要のある市場で、長年の取引実績により顧客との強固な信頼関係を築いている。
主なサービス・製品
コントロールケーブル:シフトケーブル、アクセルケーブル、パーキングブレーキケーブル ウインドレギュレーター:パワーウインドウの開閉機構 ドアラッチ:ドアの開閉機構 スイッチ類:パワーウインドウスイッチ、各種操作スイッチ
沿革
ハイレックスコーポレーションの歴史は、1946年に始まる。創業者が兵庫県宝塚市で事業をスタートさせたのが起源だ。当時はまだ日本の自動車産業が黎明期で、部品メーカーとしての道は険しいものだった。 1960年代に入ると、日本の自動車産業が急成長を遂げる中、ハイレックスもコントロールケーブルという特定分野に集中することで、技術力を高めていった。シフトレバーやアクセルペダルの操作を車体に伝えるケーブルは、確実性と耐久性が求められる重要な部品だった。 1970年代には、海外展開を開始。アメリカ市場に進出し、現地での生産体制を整えた。自動車部品は、輸送コストや関税の影響を受けやすいため、顧客である自動車メーカーの近くに工場を構えることが重要だった。ハイレックスは早い段階から、グローバル生産体制の構築に着手していた。 1980年代には、新たな主力製品としてウインドレギュレーターの生産を開始。自動車の窓を開閉する機構は、当初は手動式だったが、次第に電動化が進んでいった。ハイレックスは、この電動化の流れにいち早く対応し、パワーウインドウ用のレギュレーターで高いシェアを獲得していった。 1990年代には、アジア市場での事業拡大を加速。タイ、中国、インドネシアなどに生産拠点を設立し、アジアの自動車産業の成長を取り込んだ。特に中国市場では、現地メーカーとの取引を拡大し、事業規模を大きく伸ばした。 2000年代以降は、自動車の電動化や自動運転技術の進化に対応した新製品の開発に注力。電動パーキングブレーキや電動シフトなど、従来のケーブル式から電動式への移行が進む中、ハイレックスは電動化対応製品の開発で技術力を発揮している。 創業から80年近く、一貫して自動車の操作系部品という分野で技術を磨き続けてきたハイレックスコーポレーション。ニッチな分野で世界トップを目指すその姿勢は、日本のものづくり企業の一つの理想形と言える。
主なグループ会社・関連会社
HI-LEX America, Inc.:アメリカでの製造・販売 HI-LEX (Thailand) Co., Ltd.:タイでの製造 海力士汽車零部件(中国)有限公司:中国での製造・販売 P.T. HI-LEX Indonesia:インドネシアでの製造
最近の動向
電動化対応:電動パーキングブレーキや電動シフトなど、自動車の電動化に対応した新製品を開発している。 グローバル生産強化:アジアや北米での生産能力を拡大し、世界の自動車メーカーへの供給体制を強化している。 品質管理強化:自動車の安全性向上に対応し、品質管理体制をさらに厳格化している。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 43.5歳
- 平均勤続年数
- 17.5年
- 平均年間給与
- 530万円
この企業を一言で表すと
自動車用コントロールケーブルとウインドレギュレーターで世界トップクラスのシェアを持ち、ドライバーと車をつなぐ重要な部品を供給する企業。