株式会社安藤・間
基本情報
- 読み
- あんどうはざま
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都港区東新橋1丁目9-1東京汐留ビルディング
- 設立
- 2003年10月1日
- 業種
- ゼネコン
- 資本金
- 170億600万円
- 売上高
- 4251億6000万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 3,753名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
安藤・間は、土木・建築工事を手がける準大手ゼネコン。ダム建設やトンネル工事といった大型土木工事に強みを持ち、特にダム工事では国内トップクラスの実績を誇る。2013年に安藤建設と間組が合併して誕生し、両社の技術力を結集した総合建設会社として事業を展開している。
業界での立ち位置
準大手ゼネコンとして、鹿島建設、大成建設、清水建設、大林組、竹中工務店という『スーパーゼネコン5社』に次ぐ規模を持つ。特にダム建設分野では国内トップクラスの技術力を持ち、黒部ダムをはじめとする数々の大型ダムを手がけてきた。
強み
1. ダム建設やトンネル工事といった大型土木工事の技術力が非常に高く、困難な地形での施工実績が豊富である。 2. 安藤建設と間組の統合により、土木と建築の両分野で幅広い技術とノウハウを持っている。 3. 海外事業にも積極的で、東南アジアを中心にインフラプロジェクトに参画している。 4. 環境技術にも力を入れており、環境に配慮した建設手法やリサイクル技術を開発している。
主なサービス・製品
土木工事:ダム、トンネル、橋梁、道路、鉄道 建築工事:オフィスビル、マンション、商業施設、工場 海外事業:東南アジアでのインフラ建設 環境事業:環境配慮型建設、リサイクル技術
沿革
安藤・間の歴史は、2つの名門建設会社、安藤建設と間組の統合から始まる。2013年4月1日、両社は合併し、『安藤・間』として新たなスタートを切った。しかし、その源流をたどれば、それぞれが100年以上の歴史を持つ老舗企業だった。 安藤建設の起源は1908年、安藤七郎兵衛が名古屋で土木建築請負業を創業したことに遡る。創業当初は、道路工事や橋梁工事を手がける小さな建設会社だったが、次第に大型土木工事を受注するようになった。特に、1956年に着工した黒部ダム建設工事に参画し、日本最大級のダム建設を成功させたことで、『ダムの安藤』として名を馳せた。 一方の間組は、1889年に間喜兵衛が創業した『間組土木合資会社』が起源。明治時代から鉄道工事や港湾工事を手がけ、日本のインフラ整備を支えてきた。戦後は、東海道新幹線の建設や本州四国連絡橋(瀬戸大橋)の建設など、国家的プロジェクトに数多く参画した。 2000年代に入ると、建設業界は公共事業の削減により厳しい経営環境に直面した。安藤建設と間組も例外ではなく、両社は生き残りをかけて経営統合を決断。2013年、対等合併により『安藤・間』が誕生した。 統合後は、両社の強みを活かした事業展開を進めた。安藤建設のダム・トンネル技術と、間組の橋梁・鉄道技術を融合させ、より大規模で複雑なプロジェクトに対応できる体制を整えた。 2020年には、東京オリンピック・パラリンピックに向けた施設建設にも参画。新国立競技場の建設工事や、選手村の整備など、国家的プロジェクトを支えた。 近年は、海外事業にも力を入れており、東南アジアでのダム建設や高速道路建設に参画している。また、環境技術の開発にも注力し、CO2排出削減やリサイクル技術の研究を進めている。 黒部ダムから始まり、新幹線、瀬戸大橋、そして新国立競技場へ。安藤・間の歴史は、日本の土木・建築の歴史そのものでもある。
主なグループ会社・関連会社
安藤ハザマ興業株式会社:建設資材販売 株式会社テノックス:地盤改良工事 アヌラーダプラ・安藤ハザマJV:スリランカでの事業展開
最近の動向
リニア中央新幹線工事:リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事に参画し、難工事に挑んでいる。 洋上風力発電参入:再生可能エネルギー分野への進出として、洋上風力発電の建設工事に参画している。 DX推進:BIM/CIM(建設情報モデル)の活用により、設計・施工の効率化を図っている。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 46.3歳
- 平均勤続年数
- 17.6年
- 平均年間給与
- 1,005万円
この企業を一言で表すと
ダム建設で国内トップクラスの技術力を持ち、安藤建設と間組の統合により誕生した準大手ゼネコン。