合同製鐵株式会社
基本情報
- 読み
- ごうどうせいてつ
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 東洋紡ビル8階
- 設立
- 1937年12月9日
- 業種
- 鉄鋼素材メーカー
- 資本金
- 348億9,600万円
- 売上高
- 2051億9900万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 2,101名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
合同製鐵は、電炉メーカーとして鉄スクラップを原料に鋼材を製造する鉄鋼会社である。高炉メーカーが鉄鉱石から鉄を作るのに対し、電炉メーカーは鉄スクラップを電気炉で溶解して鋼材を作る。このため、CO2排出量が少なく、環境負荷の低い製鉄方法として注目されている。主力製品は、建築用の棒鋼(鉄筋)や形鋼で、ビル・マンション・橋梁などの建設に不可欠な資材を供給している。特に、高強度鉄筋や耐震性に優れた鉄筋の開発に強みを持ち、高層ビルや大型建築物への採用が増えている。また、自動車用の特殊鋼や機械構造用鋼なども手がけ、産業機械分野にも製品を供給している。国内に複数の製鉄所を持ち、地域ごとの需要に対応した供給体制を構築している。近年は、脱炭素社会への移行を背景に、電炉による鉄鋼生産が再評価されており、事業環境は追い風となっている。
業界での立ち位置
電炉メーカーとしては、東京製鐵、共英製鋼、大阪製鐵と並ぶ国内主要企業の一つである。特に棒鋼(鉄筋)では高いシェアを持ち、関西圏を中心に強固な販売基盤を築いている。高炉メーカーに比べて規模は小さいが、電炉の持つ環境優位性を活かし、脱炭素時代の成長が期待されている。高強度鉄筋や特殊鋼など、付加価値の高い製品開発に注力し、差別化を図っている点も評価される。
強み
1. 電炉製鉄によるCO2排出量削減と、脱炭素時代への適合性 2. 建築用棒鋼(鉄筋)で高いシェアと、関西圏を中心とした強固な販売網 3. 高強度鉄筋や耐震鉄筋など、高付加価値製品の開発力 4. 鉄スクラップを原料とするリサイクル型製鉄による資源循環への貢献 5. 建築用から自動車用まで、多様な用途に対応する製品ラインナップ
主なサービス・製品
棒鋼:異形棒鋼(鉄筋)、丸鋼、高強度鉄筋 形鋼:H形鋼、山形鋼、溝形鋼 特殊鋼:機械構造用鋼、自動車用鋼 線材:溶接棒用線材、ばね用線材 加工製品:鉄筋加工製品、建材
主なグループ会社・関連会社
合同資源産業株式会社、新日鐵住金棒鋼株式会社など
最近の動向
政府の脱炭素政策により、CO2排出量の少ない電炉製鉄への注目が高まっており、高炉メーカーも電炉への転換を検討する動きがある。建設需要では、都市部の再開発や大規模インフラ整備により棒鋼需要が堅調。また、耐震基準の厳格化により、高強度鉄筋の需要が増加中。さらに、鉄スクラップの安定調達に向けて、リサイクル事業者との連携を強化し、原料の安定確保を進めている。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 40.6歳
- 平均勤続年数
- 18年
- 平均年間給与
- 762万円
この企業を一言で表すと
電炉製鉄で棒鋼を製造する鉄鋼メーカー。環境負荷が低く、脱炭素時代に適合。