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富士フイルムホールディングス株式会社

基本情報

読み
ふじふいるむほーるでぃんぐす
上場区分
プライム市場
本社所在地
東京都港区赤坂九丁目7番3号(ミッドタウン・ウェスト)
設立
1934年1月20日
業種
医療機器メーカー
資本金
403億6300万円
売上高
3兆1958億円(2025年3月期)
従業員数
72,593名(連結)

事業内容・特徴

事業概要

富士フイルムホールディングスは、医療機器、医薬品、化粧品、フィルム、カメラ、印刷機材など、多様な事業を展開する企業グループの持株会社。写真フィルムの技術を応用し、ヘルスケア分野に事業転換を図った。

業界での立ち位置

かつては写真フィルム世界シェア2位だったが、デジタル化により事業転換。現在は医療機器・医薬品分野で高い存在感を持つ。

強み

1. 写真フィルムで培った化学技術を応用し、医療機器(内視鏡、X線診断装置)、化粧品(アスタリフト)、医薬品など、幅広い分野に展開している。 2. 内視鏡で世界シェア2位を持ち、医療現場で高い評価を得ている。 3. 化粧品ブランド「アスタリフト」は、フィルム技術を活用したナノテクノロジーで高い人気を誇る。 4. 再生医療分野にも進出しており、iPS細胞の培養技術を開発している。

主なサービス・製品

医療機器:内視鏡、X線診断装置、超音波診断装置 医薬品:バイオ医薬品、抗がん剤 化粧品:アスタリフト カメラ:ミラーレスカメラ「X」シリーズ、インスタントカメラ「チェキ」 印刷機材:商業印刷機、印刷用プレート フィルム・材料:液晶ディスプレイ用フィルム、半導体材料

沿革

富士フイルムは、1934年1月20日、「富士写真フイルム株式会社」として設立された。当時、写真フィルムはアメリカのイーストマン・コダックが世界市場を独占しており、日本は輸入に頼っていた。富士フイルムは国産フィルムの開発を目指し、1936年に初の国産フィルムを発売した。 戦後、富士フイルムはカラーフィルム「フジカラー」を開発し、写真文化の普及に貢献。1960年代には、医療用X線フィルムにも参入し、医療分野での事業を開始した。また、1980年代には「写ルンです」という使い捨てカメラを発売し、大ヒット商品となった。 1990年代、富士フイルムはデジタルカメラの開発にも着手。しかし、デジタル化の波により、写真フィルムの需要は急速に減少。2000年、ピーク時に年間20億本売れていたフィルムは、2010年には数億本まで激減した。 2000年代初頭、富士フイルムは大規模な事業転換を決断。写真フィルムで培った化学技術を応用し、医療機器、化粧品、液晶ディスプレイ用フィルムなど、新しい事業分野に進出した。特に、2008年に発売した化粧品「アスタリフト」は、ナノテクノロジーを活用した商品として大ヒットした。 2010年代、富士フイルムは医療分野を強化。内視鏡や超音波診断装置の開発を進め、医療機器メーカーとしての地位を確立した。また、再生医療分野にも進出し、iPS細胞の培養技術を開発。富山化学工業を買収し、医薬品事業も本格化させた。 2020年代、富士フイルムは抗がん剤や抗インフルエンザ薬「アビガン」の開発を進め、創薬事業を拡大。また、半導体材料や液晶ディスプレイ用フィルムなど、エレクトロニクス分野でも高い技術力を持つ。かつてのライバルだったコダックが経営破綻したのに対し、富士フイルムは事業転換に成功し、ヘルスケア企業として成長を続けている。

主なグループ会社・関連会社

富士フイルム:医療機器、化粧品、カメラ、印刷機材 富山化学工業:医薬品開発・製造 富士フイルム和光純薬:試薬・化学品 FUJIFILM Toyama Chemical(海外):海外での医薬品事業

最近の動向

再生医療:iPS細胞を活用した再生医療技術の開発を進めており、細胞培養技術で世界をリードしている。 抗がん剤開発:バイオ医薬品の開発に注力しており、抗がん剤の研究開発を進めている。 アビガン:抗インフルエンザ薬「アビガン」は、新型感染症への有効性が研究されている。 サステナビリティ:脱炭素や廃棄物削減に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献している。

働く人のデータ

平均年齢
43.5歳
平均勤続年数
17.5年
平均年間給与
1124万円

この企業を一言で表すと

写真フィルムで培った化学技術を医療機器・医薬品・化粧品に応用し、事業転換に成功したヘルスケア企業。

リンク集

公式サイト:富士フイルムホールディングス株式会社(https://www.fujifilm.com/jp/ja)