富士電機株式会社
基本情報
- 読み
- ふじでんき
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都品川区大崎1丁目11-2ゲートシティ大崎イーストタワー
- 設立
- 1923年8月29日
- 業種
- 産業機械メーカー
- 資本金
- 475億8600万円
- 売上高
- 1兆1234億円(2025年3月期)
- 従業員数
- 27,391名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
富士電機は、発電設備、自動販売機、パワー半導体、産業用電機機器などを製造する電機メーカー。エネルギー、環境、産業分野で事業を展開している。
業界での立ち位置
自動販売機で国内トップシェア。地熱発電設備、パワー半導体でも高いシェアを持つ。
強み
1. 自動販売機で国内シェア約50%を持ち、飲料、食品、たばこなど多様な自動販売機を製造している。 2. 地熱発電設備で世界トップクラスのシェアを持ち、再生可能エネルギー事業を牽引している。 3. パワー半導体(電力を制御する半導体)で高い技術力を持ち、EV、産業機器向けに供給している。 4. 産業用インバーター、モーターで高いシェアを持ち、工場の省エネルギー化に貢献している。
主なサービス・製品
エネルギー:地熱発電設備、水力発電設備、太陽光発電設備 産業:インバーター、モーター、センサー、制御機器 パワー半導体:パワーモジュール、IGBT、SiCパワー半導体 自動販売機:飲料自販機、食品自販機、決済システム
沿革
富士電機は、1923年8月8日、古河電気工業とドイツのシーメンスが合弁で設立した「富士電機製造株式会社」が起源。当時、日本には電機メーカーが少なく、シーメンスの技術を導入して発電設備、電動機を製造した。 1950年代、水力発電設備の製造を拡大。戦後の電力不足を解消するため、全国各地にダム式水力発電所を建設し、富士電機が発電設備を供給した。 1960年代、自動販売機の製造を開始。日本初の缶飲料自動販売機を開発し、自動販売機市場を開拓した。 1970年代、地熱発電設備の製造を開始。日本は火山国で地熱資源が豊富であり、富士電機は地熱発電設備で世界的なシェアを獲得した。 1980年代、半導体事業に参入。パワー半導体(電力を制御する半導体)の開発を開始し、産業機器、鉄道、自動車向けに供給した。 2000年代、省エネルギー機器を強化。インバーター、高効率モーターを開発し、工場の省エネルギー化に貢献した。 近年は、EV向けパワー半導体、再生可能エネルギー設備に注力している。特にSiC(シリコンカーバイド)パワー半導体は、電力損失が少なく、EVの航続距離を延ばす技術として期待されている。
主なグループ会社・関連会社
富士電機機器制御:産業用電機機器の製造販売 富士電機ITソリューション:ITシステム開発 メルコセミコンダクタエンジニアリング:半導体設計 富士電機パワーセミコンダクタ:パワー半導体の製造 富士古河E&C:電気設備工事
最近の動向
SiC半導体:電気自動車向けSiCパワー半導体の開発・生産を拡大している。 地熱発電:国内外で地熱発電設備の受注を拡大している。 自販機DX:キャッシュレス決済、リモート管理機能を搭載した次世代自販機を展開している。 水素エネルギー:水素製造装置、燃料電池の開発を進めている。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 44.9歳
- 平均勤続年数
- 20.5年
- 平均年間給与
- 810万円
この企業を一言で表すと
自動販売機、地熱発電、パワー半導体で高いシェアを持つ電機メーカー。EV向けSiC半導体と再生可能エネルギーで成長を目指す。