株式会社デンソー
基本情報
- 読み
- でんそー
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地
- 設立
- 1949年12月16日
- 業種
- 自動車部品メーカー
- 資本金
- 1874億5700万円
- 売上高
- 7兆1617億円(2025年3月期)
- 従業員数
- 158,056名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
デンソーは、自動車部品の世界的メーカー。エンジン部品、エアコン、電動化システム、先進安全システムなど幅広い自動車部品を製造し、世界中の自動車メーカーに供給している。トヨタグループの中核企業。
業界での立ち位置
世界の自動車部品メーカーで売上高第2位(ボッシュに次ぐ)。国内では圧倒的な首位。
強み
1. エアコンシステムで世界トップシェアを持ち、カーエアコンの4台に1台はデンソー製と言われる。 2. エンジン制御システム、燃料噴射装置など、エンジン関連部品で高い技術力を持つ。 3. 電動化(ハイブリッド、EV)向けのインバータ、モーター、バッテリーマネジメントシステムで世界トップクラスのシェアを持つ。 4. 先進運転支援システム(ADAS)では、カメラ、レーダー、LiDARなど多様なセンサー技術を持つ。
主なサービス・製品
熱機器:カーエアコン、ラジエーター パワトレイン:エンジン制御システム、燃料噴射装置、点火プラグ 電動化:インバータ、モーター、バッテリーマネジメント センサー:カメラ、ミリ波レーダー、LiDAR 情報安全:メーター、ディスプレイ、HMI(ヒューマンマシンインターフェース)
沿革
デンソーの歴史は、トヨタ自動車から始まる。 1949年、トヨタ自動車の電装部門が分離独立し、「日本電装株式会社」として設立された。トヨタが自動車製造に専念するため、部品部門を独立させる戦略の一環だった。 創業当初、デンソーはトヨタ向けに電装品(バッテリー、スターターモーター、発電機など)を供給していた。しかし、「トヨタだけに頼らず、世界中の自動車メーカーと取引する」という目標を掲げ、技術力を磨いた。 1953年、日本で初めてカーエアコンの開発に成功。当時、カーエアコンは欧米でも普及していなかったが、デンソーは「いつか必ず必要になる」と信じて開発を続けた。 1960年代、高度経済成長とともに自動車生産が急増。デンソーもエアコン、ラジエーター、ワイパーなど製品を拡大し、トヨタ以外の日本メーカーにも供給を始めた。 1970年代、デンソーは海外展開を開始。アメリカ、ヨーロッパ、アジアに拠点を設立し、現地の自動車メーカーと取引を始めた。 1980年代、電子制御技術の時代が到来。デンソーはエンジン制御ECU、燃料噴射システムなど、エレクトロニクス技術を活用した製品を次々と開発した。 1996年、社名を「日本電装」から「デンソー」に変更。グローバルブランドとして統一した。 2000年代、ハイブリッド車の普及とともに、デンソーは電動化部品の開発を強化。トヨタ・プリウス向けにインバータ、モーターを供給し、ハイブリッド技術の発展に貢献した。 2010年代、先進運転支援システム(ADAS)への投資を拡大。カメラ、ミリ波レーダー、LiDARなど、自動運転に必要なセンサー技術を開発した。 近年、電気自動車(EV)向け部品、次世代半導体(SiC)、AI技術などに巨額の投資を行っている。「カーボンニュートラル」と「安全・安心なモビリティ社会」の実現を目指している。
主なグループ会社・関連会社
デンソーウェーブ:産業用ロボット、QRコード開発元 デンソーテン:カーナビゲーション、オーディオ(旧・富士通テン) アスモ:小型モーター製造 デンソーエアクール:産業用空調機器 GAC DENSO(中国):中国市場向け自動車部品製造
最近の動向
電動化投資:EV向けインバータ、モーター、バッテリー冷却システムの開発を強化している。 次世代半導体:SiC(シリコンカーバイド)パワー半導体の開発・量産を進めており、EVの航続距離向上に貢献する。 ADAS強化:自動運転レベル3以上に対応するセンサー技術を開発している。 カーボンニュートラル:2035年までに自社工場でカーボンニュートラルを実現する目標を掲げている。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 44.8歳
- 平均勤続年数
- 23.1年
- 平均年間給与
- 863万円
この企業を一言で表すと
世界第2位の自動車部品メーカーで、カーエアコン、電動化部品、先進運転支援システムで世界トップクラスの技術力を持つ企業。