ダイダン株式会社
基本情報
- 読み
- だいだん
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目9番25号
- 設立
- 1933年10月10日
- 業種
- 設備工事
- 資本金
- 44億7900万円
- 売上高
- 2627億3200万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 2,445名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
ダイダンは大阪府大阪市に本社を置く総合設備工事会社です。主にオフィスビル、病院、工場、データセンターといった大規模な建物を対象に、人々の快適性や安全性、生産性を支えるための様々な「設備」を設計・施工・メンテナンスする事業を行っています。空調設備、給排水衛生設備、電気設備、消防設備など、建物を機能させるための重要な役割を担っており、建物を人体に例えるなら「血管や神経、呼吸器・循環器」のような存在です。新設工事だけでなく、既存建物のリニューアルやメンテナンスも事業の大きな柱としています。
業界での立ち位置
設備工事業界における国内大手の一角です。特に空調設備と電気設備の両方を高いレベルで手掛ける「総合力」に定評があり、業界内では「サブコン大手」として高い知名度と実績を誇ります。同業の競合としては高砂熱学工業、三機工業、新菱冷熱工業などが挙げられますが、ダイダンはこれらトップ企業群の一社として認識されています。省エネルギー技術に強みを持ち、ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)の実現などで業界をリードしています。
強み
高い技術力と環境配慮技術が最大の強みです。省エネルギー技術に強みを持ち、建物のエネルギー消費を抑えるZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)の実現などで業界をリードしています。再生可能エネルギーの活用やデータセンターの効率的な冷却技術など、専門性の高い分野での実績が豊富です。空調設備工事を主力とする企業が多い中で、電気設備工事でも高い技術力と実績を持ち、設備全体の最適化を提案できる「ワンストップソリューション」が可能です。新規建設だけでなく、既存建物の改修やメンテナンスも事業の柱とし、景気変動の影響を受けにくい安定した収益構造を持っています。
主なサービス・製品
設備工事(新設)では、建物の新築時に空調・給排水・電気・消防などの各種設備を設計し、現場で据え付け工事を行います。これが売上の中心となる主力事業です。リニューアル工事では、既存の建物に対して省エネ化、老朽化対策、用途変更などの目的で設備を全面的に更新・改修します。メンテナンス・保守では、納入した設備が正常に機能し続けるように定期的な点検や修理を行い、継続的な収益が見込めるストック型ビジネスとして位置づけられています。
主なグループ会社・関連会社
国内グループ会社として、ダイダンサービス関東株式会社、ダイダンサービス関西株式会社(電気・空調・水道衛生設備の設計・施工・保守メンテナンス)、大電工事株式会社、岡山大電設備株式会社、九州大電設備株式会社、熊本大電設備株式会社(電気・空調・水道衛生設備の設計・施工)、セラボヘルスケアサービス株式会社(再生医療関連機器の販売、医薬品の受託製造)があります。海外では、DAI-DAN INTERNATIONAL ASIA PTE.LTD.(シンガポール)、DAI-DAN (THAILAND) Co.,LTD.(タイ)、DAI-DAN (VIETNAM) Co.,LTD.(ベトナム)、台湾大暖股份有限公司(台湾)、Presico Engineering Pte. Ltd.(シンガポール)が事業を展開しています。
最近の動向
2026年3月期第1四半期は、完成工事高が前年同期比35.7%増、営業利益が462.5%増と大幅な増収増益を記録しました。2025年3月期の配当金は1株あたり年間104円(前期比28.5円増)となり、新しい配当方針として「配当性向40%以上かつDOE4%を下限」とすることを発表しました。中期経営計画「磨くステージ」の業績目標を見直し、現場のエンゲージメント向上を目指す「ウェルネス現場事務所」を全社で展開しています。細胞製造受託事業を開始し、2024年3月期の受注工事高は大型の半導体工場や車載用電池工場の受注により過去最高水準の2,531億3,400万円となりました。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 42歳
- 平均勤続年数
- 16.6年
- 平均年間給与
- 1066万円
この企業を一言で表すと
ダイダンは空調・電気設備工事の総合力を持つ業界大手で、省エネ・環境技術を強みに、オフィスビルから工場、データセンターまで幅広い建物の設備を手掛け、社会インフラを支えています。