カルビー株式会社
基本情報
- 読み
- かるびー
- 上場区分
- プライム市場
- 本社所在地
- 東京都千代田区丸の内一丁目8番3号丸の内トラストタワー本館
- 設立
- 1949年4月30日
- 業種
- 食品・飲料メーカー
- 資本金
- 120億4400万円
- 売上高
- 3225億6400万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 5,138名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
カルビーは、「ポテトチップス」「じゃがりこ」「かっぱえびせん」などで知られる日本を代表するスナック菓子メーカー。「おいしさを通じて、楽しさや喜びを創造し、社会に貢献する」という企業理念のもと、素材にこだわった商品開発を続けている。国内シェアトップを誇るポテトチップスをはじめ、長年愛され続けるロングセラー商品を数多く持つ。
業界での立ち位置
日本のスナック菓子市場で圧倒的なシェアを持ち、ポテトチップス市場では約70%、スナック菓子全体でも約50%のシェアを誇る。特にポテト系スナックにおいては競合他社を大きく引き離しており、業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立している。
強み
1. 「ポテトチップス」「じゃがりこ」「かっぱえびせん」など、長年愛される強力なブランド群を持っている。 2. 国産ジャガイモの契約栽培により、原料の安定調達と品質管理を実現している。 3. 製造技術の革新により、おいしさと健康への配慮を両立させた商品開発を進めている。 4. 北米や中国など海外市場でも事業を展開し、グローバル企業としての基盤を構築している。
主なサービス・製品
ポテトチップス: 各種フレーバー、地域限定商品 スナック菓子: じゃがりこ、Jagabee、ピザポテト えびせん: かっぱえびせん、サッポロポテト シリアル: フルグラ(フルーツグラノーラ) その他: ベジップス、ア・ラ・ポテト
沿革
カルビーの歴史は、1949年4月30日、広島県で松尾糧食工業株式会社として設立されたことから始まる。創業者は松尾孝。当初は小麦粉の加工を手がける小規模な食品会社だった。 社名の「カルビー」は、1955年に誕生した。「カルシウム」の「カル」と「ビタミンB1」の「ビー」を組み合わせた造語で、「栄養豊かな食品を提供する」という理念が込められている。 転機となったのは1964年、「かっぱえびせん」を発売したことだった。「やめられない、とまらない」というキャッチフレーズとともに爆発的なヒットを記録し、カルビーは全国区のスナック菓子メーカーへと躍進した。 1975年には、現在の主力商品となる「ポテトチップス」の販売を開始。当時、日本ではポテトチップスはまだ馴染みの薄い商品だったが、テレビCMを駆使した積極的な販促活動により、徐々に認知度を高めていった。1980年代に入ると、ポテトチップスは日本の国民的スナック菓子として定着し、カルビーは業界トップの座を確立した。 1988年には東京証券取引所市場第二部に上場。1989年には市場第一部(現プライム市場)に昇格し、資金調達力を高めた。 1995年、カップ型ポテトスナック「じゃがりこ」を発売。発売当初は若い女性をターゲットにしたニッチ商品だったが、そのユニークな食感と食べやすさから幅広い世代に支持され、大ヒット商品へと成長した。 2000年代に入ると、健康志向の高まりに対応し、ノンフライ製法のスナックやシリアル食品にも進出。2008年にはシリアル市場に本格参入し、「フルグラ(フルーツグラノーラ)」シリーズを発売。朝食市場という新たな領域を開拓し、成長の柱に育て上げた。 2009年には、経営改革を断行。ペプシコとの合弁事業を解消し、独自の経営路線を明確にした。さらに、創業家出身の松尾雅彦会長兼CEOが退任し、外部招聘の伊藤秀二氏が社長に就任。積極的なガバナンス改革により、経営の透明性を高めた。 2011年、東京証券取引所に株式を再上場。公開買付けにより非上場化していたが、再び市場に復帰し、成長資金の調達と企業価値向上を目指した。 近年は、サステナビリティ経営にも注力している。国産ジャガイモの契約栽培拡大や、プラスチック包装の削減、食品ロスの低減など、環境と社会に配慮した事業運営を推進している。 また、海外展開も積極化しており、北米ではケトル・ブランド・チップスを買収し、プレミアムポテトチップス市場に参入。中国では合弁会社を設立し、現地での生産・販売体制を整えている。 創業から70年以上、日本人のおやつ文化を支え続けてきたカルビー。「おいしさ」と「楽しさ」を追求し続けるその姿勢は、これからも変わることはない。
主なグループ会社・関連会社
カルビーポテト株式会社: ジャガイモの生産・供給 カルビー・イートーク株式会社: 東日本地区の販売 スナックフードサービス株式会社: 西日本地区の販売 Calbee North America: 北米市場での製造販売
最近の動向
サステナビリティ推進: プラスチック包装の削減や、食品ロス低減に向けた取り組みを強化している(2024年)。 健康志向対応: 減塩・低カロリー商品の開発や、機能性表示食品の拡充を進めている。 海外展開加速: 北米や中国市場でのブランド認知向上に取り組んでいる。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 39.6歳
- 平均勤続年数
- 13.9年
- 平均年間給与
- 819万円
この企業を一言で表すと
ポテトチップスやじゃがりこなど国民的スナック菓子を生み出し、日本のスナック市場でトップシェアを誇る食品メーカー。