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AGC株式会社

基本情報

読み
えーじーしー
上場区分
プライム市場
本社所在地
東京都千代田区丸の内一丁目5番1号(新丸の内ビルディング)
設立
1950年6月1日
業種
化学メーカー
資本金
908億7300万円
売上高
2兆676億円(2024年12月期)
従業員数
53,687名(連結)

事業内容・特徴

事業概要

AGC(旧:旭硝子)は、ガラス、化学品、電子部材、セラミックスなど幅広い素材を製造する総合素材メーカー。自動車の窓ガラス、スマートフォンの液晶ガラス、フッ素化学品など、生活に欠かせない素材を提供している。

業界での立ち位置

世界でもトップクラスのガラスメーカーで、建築用ガラス、自動車用ガラス、ディスプレイ用ガラスで高いシェアを持つ。特にフッ素化学品では世界トップレベルの技術力を誇り、半導体製造に不可欠なフッ化水素などを供給している。

強み

1. ガラス技術で世界トップクラスの実績を持ち、超薄型ガラス、高強度ガラスなど、最先端の製品を開発している。スマートフォンのディスプレイガラスでは世界シェア上位。 2. フッ素化学品で圧倒的な技術力を持ち、半導体製造に使われるフッ化水素や、冷媒、フッ素樹脂などを製造している。 3. 自動車用ガラスで世界トップシェアを持ち、遮熱ガラス、防音ガラスなど高機能製品を提供している。 4. グローバル展開が進んでおり、世界30カ国以上で事業を展開し、売上の8割以上が海外。

主なサービス・製品

建築用ガラス:窓ガラス、複層ガラス、遮熱ガラス 自動車用ガラス:フロントガラス、サイドガラス、サンルーフ ディスプレイ用ガラス:液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ用ガラス 化学品:フッ素化学品、塩ビ樹脂、苛性ソーダ 電子部材:半導体材料、フォトマスク基板 セラミックス:自動車排ガス浄化用セラミックス

沿革

AGCの歴史は、1907年9月8日、兵庫県尼崎市で「旭硝子株式会社」として創業したことに始まる。創業者は三菱財閥の岩崎家で、当時の日本は窓ガラスをすべて輸入に頼っており、国産ガラスの製造が急務だった。 創業当初は技術不足で苦労したが、ベルギーからガラス技術者を招き、試行錯誤の末、1909年に国産板ガラスの製造に成功。以降、日本のガラス産業のパイオニアとして成長を続けた。 1950年代、旭硝子はガラス製造技術をさらに高度化し、自動車用ガラスや建築用ガラスの生産を拡大。1956年には世界初のフロート板ガラス製造法を導入し、高品質なガラスを大量生産できるようになった。 1960年代以降、化学品事業に進出。フッ素化学品の製造を開始し、冷媒、フッ素樹脂、半導体材料などを開発。この分野で世界トップクラスの技術力を築いた。 1980年代、ディスプレイ用ガラス事業に参入。液晶テレビやパソコンのディスプレイに使われるガラス基板を製造し、エレクトロニクス産業の発展を支えた。 1990年代から2000年代にかけて、海外展開を加速。欧州、北米、アジアに生産拠点を設立し、グローバル企業としての地位を確立した。 2018年、創業111年を機に社名を「旭硝子」から「AGC」に変更。ガラスだけでなく、化学品、電子部材、セラミックスなど多様な事業を展開する総合素材メーカーとして、新たなスタートを切った。 近年は、次世代ディスプレイ用ガラスや、自動車の軽量化に貢献する高強度ガラスの開発に注力。また、脱炭素社会に向けて、太陽光パネル用ガラスや、CO2を利用した化学品製造技術の開発も進めている。

主なグループ会社・関連会社

AGCグラスプロダクツ:板ガラス製造(建築用・自動車用ガラスの製造) AGC若狭化学:化学品製造(フッ素化学品、塩ビ樹脂の製造) AGCセラミックス:セラミックス製品製造(自動車排ガス浄化用セラミックス) AGCエレクトロニクス:電子部材製造(半導体材料、フォトマスク基板) AGCファインテクノ:ディスプレイ用ガラス加工

最近の動向

次世代ディスプレイ:折りたたみスマホ用の超薄型ガラスを開発し、市場投入を進めている。 脱炭素技術:CO2を原料とした化学品製造技術の実用化を目指している。 自動車向け高機能ガラス:遮熱性能や防音性能を高めたガラスを開発し、EV向けに供給を拡大している。 半導体材料強化:半導体製造に使われるフッ化水素やフォトマスク基板の生産を拡大している。

働く人のデータ

平均年齢
43.2歳
平均勤続年数
16.9年
平均年間給与
888万円

この企業を一言で表すと

ガラスからフッ素化学品まで幅広い素材を手がけ、世界トップクラスの技術力で産業の基盤を支える総合素材メーカー。

リンク集

公式サイト:AGC株式会社(https://www.agc.com)