アコム株式会社
基本情報
- 読み
- あこむ
- 上場区分
- スタンダード市場
- 本社所在地
- 東京都港区東新橋1-9-1東京汐留ビルディング
- 設立
- 1978年10月23日
- 業種
- 消費者金融
- 資本金
- 638億3200万円
- 売上高
- 3177億4200万円(2025年3月期)
- 従業員数
- 5,498名(連結)
事業内容・特徴
事業概要
アコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループと資本提携している大手消費者金融会社。個人向け無担保ローンを主力商品とし、「はじめてのアコム」というCMフレーズで広く知られている。全国に店舗やATMネットワークを展開し、迅速な審査と利便性の高いサービスで顧客のニーズに応えている。
業界での立ち位置
日本の消費者金融業界において、プロミス・アイフルなどと並ぶ大手企業。三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、メガバンクの信用力を背景に事業を展開している。カードローン市場では安定した顧客基盤を持ち、業界をリードする存在となっている。
強み
1. 三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、メガバンクグループの信頼性と資金調達力を持つ。 2. 全国に約900台のATMと、提携ATMを含む広範なネットワークにより、高い利便性を提供している。 3. デジタル化が進んでおり、スマートフォンアプリでの借入・返済が可能で、利用者の利便性が高い。 4. 厳格な審査体制と適切な与信管理により、貸倒率を低く抑えている。
主なサービス・製品
カードローン:個人向け無担保ローン クレジットカード:ACマスターカード 加盟店事業:クレジット決済サービス 保証事業:銀行カードローンの保証業務
沿革
アコムの歴史は、1936年に神戸で質屋「丸糸呉服店」を営んでいた木下政雄に始まる。戦後の混乱期を経て、1948年に「丸糸商会」として金融業に転じた。これがアコムの源流となる。 1950年代、消費者金融という概念がまだ一般的でなかった時代、丸糸商会は個人への小口融資を開始。当時としては画期的なビジネスモデルだった。 1962年、社名を「マルイト株式会社」に変更。1971年には「大阪丸糸無尽株式会社」に改称し、消費者金融事業を本格化させた。 1978年9月23日、社名を「アコム株式会社」に変更。この「アコム」という社名は、英語の「Affection(愛情)」「Confidence(信頼)」「Moderation(節度)」の頭文字を組み合わせたものとされている。この頃から全国展開を加速させ、テレビCMも積極的に展開するようになった。 1990年代、消費者金融業界は急速に拡大した。アコムも店舗網を拡大し、無人契約機「むじんくん」を導入するなど、利便性向上に努めた。1994年には東京証券取引所市場第二部に上場を果たした。 2000年代に入ると、消費者金融業界は大きな転換期を迎える。過剰融資や高金利が社会問題化し、2006年には貸金業法が改正された。総量規制の導入や金利上限の引き下げにより、業界全体が厳しい経営環境に置かれた。 2008年、アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の傘下に入った。MUFGによる出資を受け入れることで、資金調達の安定化と信用力の向上を図った。この提携により、アコムは大手メガバンクグループの一員として、新たなスタートを切った。 2010年代以降は、適切な与信管理と健全な事業運営に注力。貸金業法の規制に対応しながら、デジタル化やサービスの多様化を進めてきた。スマートフォンアプリでの借入・返済サービスや、クレジットカード「ACマスターカード」の発行など、顧客の利便性向上に努めている。 近年は、銀行カードローンの保証業務にも力を入れており、三菱UFJ銀行をはじめとする金融機関のカードローン保証を手がけている。消費者金融から金融サービス企業への進化を続けている。 創業から80年以上、個人の資金ニーズに応え続けてきたアコム。適切な融資と健全な経営により、これからも消費者金融業界のリーディングカンパニーとしての地位を守り続ける。
主なグループ会社・関連会社
株式会社じぶん銀行:ネット銀行(共同出資) アコム信用保証株式会社:保証業務
最近の動向
デジタル化推進:スマートフォンアプリでの完結型サービスを強化し、非対面での利便性を向上させている。 保証事業拡大:銀行カードローンの保証業務を拡大し、安定収益の確保を図っている。 コンプライアンス強化:適切な与信管理と貸付審査により、健全な事業運営を維持している。
働く人のデータ
- 平均年齢
- 41.2歳
- 平均勤続年数
- 15.2年
- 平均年間給与
- 690万円
この企業を一言で表すと
三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の大手消費者金融会社として、個人向けカードローンで業界をリードする企業。